お知らせ

7月後半

宇部市の歯科医院、歯科・沖田オフィス院長の沖田です。

毎日暑い日が続きますね(^◇^;)

ニュースを見ていたら、明日は福岡の方では体温越えの38度の予想が(°_°)

山口はそこまでの気温ではないようですが

暑さ対策をして、熱中症や脱水などに気をつけてお過ごしください。

 

新型コロナの感染者も一気に増えてきました。

宇部市でも感染者が多いですし

体調が悪い時などは無理せずにお電話ください!

予約の日を変更したり、体調が回復してまたご予約を取ることも可能です。

ただ、変更やキャンセルのお電話はできるだけ早めに頂けると有難いです。

当院は予約制で、予約というのは医院と患者さんの約束だと考えております。

一般的なお仕事の約束と一緒で、約束をした時間にしっかりした治療を行えるように考えております。

そのため、詰めた予約は避けたり、同じ時間に治療が重ならないようにしています。

(一般的な歯科医院では診療台を行き来しながら治療をして1時間に4人診療と言われていたりしますが、当院ではそのような治療はしていません)

その時間は1人の患者さんのためだけに時間をやや長めにお取りして、準備をしておりますので

キャンセルをされると時間が空いてしまい医院側も困ってしまいます(・_・;

様々な理由があるかと思いますが、当日キャンセルを繰り返されたり無断キャンセルを何度もされる場合は

一般的な仕事でもそうだと思いますが、約束を守れない相手先との仕事を続けるかどうかという判断になるかと思います。

予約(約束)が守れない場合は、しっかりした治療を行うこともできないですし責任も負うことができないので

予約をお取りすることが難しくなることもあります。

様々な理由があるかと思いますし、急なことで仕方ない理由もあるのはわかっておりますので

そういった場合もできるだけ予約の変更などの連絡は早めに頂けますと幸いですm(_ _)m

また、こちらも無断キャンセルの場合は何かあったのか心配していますので、どうしても連絡できない場合は後日でもご連絡を頂けると安心できますので有難いです。

 

先日、当院に長く勤めてくれていたスタッフの最後の出勤になりました。

残っていた有給休暇を消化中で、当院に席はまだありますが

当院で働いてもらったのは最後に…

午後の受付をメインに5年半以上勤務してくれました。

勤務中にお子さんを2人出産され、その度に医院に復帰されて当院を助けてくれました。

今後も患者さんとして当院に来てくれると言ってくれていたので、完全なお別れではないと思いますが

長年勤務してくれたことに感謝すると共に、長年当たり前にいてくれた存在が居なくなり寂しさを感じます( ;  ; )

 

スタッフが減って会計や案内などが遅れたりするかもしれませんが

できるだけない影響が出ないようにスタッフみんなで頑張ってまいりますので

ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

隔壁について

山口県宇部市の歯科医院、歯科・沖田オフィス院長の沖田です。

連休はいかがお過ごしでしたか?

新型コロナの感染者が一気に増えて、山口県も1日あたりで過去最高を更新

今後どうなっていくのか心配ですが

行動制限はないようですし、手洗いやうがい、密を避けた行動など自分達でできる感染対策をしていくしかないですね

そして、大雨の予報が

警報や避難指示なども出たようなので

この後、深夜から明日にかけて災害に気をつけるしかないですね(~_~;)

 

タイトルの隔壁(かくへき)ですが

神経のない歯で被せ物を外して根っこの治療からやり直す時や、被せ物と歯との間から虫歯ができてしまっていて虫歯を除去したり

前の治療で金属の土台などが入っていて外したら歯がほとんど残ってない時、

神経がある歯でも虫歯が大き過ぎて、歯茎の下まで虫歯が進んでしまった場合など

そういった時に詰め物で壁を作る作業をします。それを隔壁と言います。

 

なぜ隔壁をするのか??

お口の中にはものすごく沢山の細菌が存在します。

歯茎から出てくる水分や唾液などが入ってくると、それと一緒に細菌が入ってきてしまいます。

そうすると、いくら根っこの中の治療をしても細菌がどんどん侵入してくるのでいくら治療をしても治りません(-。-;

また、薬を入れて蓋をしても、歯が残ってなければ蓋が外れてすぐに細菌が入ってきてしまいます。

あと、歯があまり残ってなかったり、薄いと食事中に食べ物が当たってしまうと歯が割れてしまうこともあります(・_・;

そういったことを改善するのに、歯茎の上に歯が残ってなければ壁を作って

水分と一緒に細菌が入ってこないように、壁を作って蓋が外れにくいように、壁の高さで蓋の厚みを出せるようにして細菌が入ってこないように

歯の補強をして割れにくいように(割れたら抜歯になる可能性が高くなります…)

そういったことのために大切な作業です。

 

では実際の隔壁とは??

Leica Picture

被せ物、金属の土台、虫歯を全て除去したところですが

一部は歯茎の下まで及んでいたので、歯茎を抑えるのに緑色の糸(圧排糸)を入れています。

歯が薄すぎて緑の糸が透けて見えてしまっていますが(゚o゚;;

ちなみにピンク色っぽい点みたいなのは、神経をとった後にその空間を埋めているゴムになります。

 

Leica Picture

わかりにくいですが…

白い詰め物で薄かった部分を補強しながら、細菌を入りにくくするために盛り上げて全周に壁を作っています(^ ^)

この次の処置から神経をとった後の空間を埋めているゴムを外していきます。

(隙間から細菌が侵入していたら、このゴムでは防げないので細菌が増えてしまって根っこの先が感染してきている可能性が高いです)

実際、ここまで歯が薄くなっていると割れる可能性もあるため抜歯を考える先生もおられるかと思いますが

抜歯はいつでも可能ですし、患者さんにご説明してまずは保存を希望されたのでこの歯は保存治療をしました。

根っこの治療をしても被せ物をくっつける歯が少ないため、色々と処置しないと被せ物が安定しにくいですが

それはまた別の機会でご説明します^^;

 

当院では、必要があればこのような隔壁の作成を全ての歯に行なっています。

(保険診療だからしない、自由診療だからやる、とかは全くなく保険診療でも必要なら毎回やっております。)

(当院で根っこの再治療をされた方はご存知かもしれませんが、写真を撮る余裕がない時は言葉や鏡での説明になってしまうのでわかりにくいかもしれません(・_・;)

このような隔壁の作成をするかは各医院さんや先生の判断ですが

見えない細菌相手なので、当院では保険診療でも必要と思う処置はできるだけ行うようにしております。

もちろん、自由診療でしかできない処置や材料もあるので、理想通りの治療を全て保険内で行うことは難しいですが…。

根っこの治療をずっとしていたけど痛くて治らないと相談され、うちでしっかり虫歯を除去して隔壁を作成して治療をしたら痛みが治まることもありました。

 

当院では。根っこの治療をするのに「被せ物を外して虫歯を除去したら歯があまり残っていなかったので補強をしました」というご説明をよくしますが

このようなことをお口の中でしております。

なかなかわかりにくいお話だと思いますが、少しでもみなさんに伝われば良いと思いますし

もっと詳しく聞きたいと思われた場合はご相談ください( ^ω^ )

 

月曜日が祝日だったので、今週は水曜日が診療日になります。

今週はスタッフのお休みなども多く、ご迷惑をお掛けしますが

何卒よろしくお願い致しますm(_ _)m

銀歯の下は??

宇部市の歯科医院、歯科・沖田オフィスの院長沖田です。

宇部市内も梅雨に戻ったような、天気の悪い日が続くようですね

東日本では大雨で被害も出ているようですし

災害対策に気をつけたいですね

 

そして新型コロナウィルス

また感染者が急増してきているようです(−_−;)

4回目のワクチン接種、感染者が減って落ち着いていたせいなのか医療従事者には特に案内もなく

感染者が増えてきて、また医療従事者に4回目を検討とニュースで報道がありました。

それって、減っていたらワクチンの話はせず、増えたら急にワクチン接種を勧めるってことなのか…

減っている時に対策を立てるなり、ワクチン接種はいつ、何回くらいまでするとか方針を決めておいて伝えるなり

場当たり的な対応に感じるようなことは不信感を生むのでやめて欲しい気もします(^_^;)

ただ、我が身を振り返ると自分もできていないことは多々あるので

できるだけ不信感を産まないよう、事前に方針を考えて説明をしたり、限られた時間の中でお伝えできるようにしないといけないと感じます。

 

今回は銀歯の下について

インスタグラムの方でも少し紹介したのですが、こちらのブログではもう少し詳しく書けたらと思います(^ ^)

銀歯は腐食したりして隙間が空くと虫歯になったりしやすいというのはお聞きしたことがある方もいるかと思いますが。

意外とヒビが入っていることも多いです。

これは金属自体が硬くて壊れにくいので負担が歯にかかる

金属をつけている材料が歯と一体化しにくいものが多いので力が歯に伝わりやすい

金属は熱で膨らんだり縮んだりしやすい材料で熱での変化が歯より大きいので、膨らんで歯を押したり、縮んで歯との間に隙間ができたりしやすい

などなど様々なことが言われています。

だったらなぜこの材料を使うのか??それは保険診療では材料が決められていることが大きいのですが

以前は少し大きな虫歯の場合や力がかかりやすく詰め物では割れやすい場合は、この決められた金属を加工して用いる治療が主でした(・_・;

(自由診療(保険外診療や自費診療)だと保険治療の制限がなくなり材料が自由になるのでゴールドやセラミックなど腐食しにくい材料を用いたりすることが多いです)

なので、日本ではこの金属を入れる治療が一般的でお口の中に入っていることが多いです。

(実は腐食して溶けた金属は金属アレルギーの原因にもなり、この金属の成分の一部には海外では妊婦さんなどに使用を禁止されているものもあったりします。)

 

ある方のお口の中を確認していると、入っている金属が一部壊れていたので

ご説明をして治療をすることになりました

左:赤矢印が金属、青矢印が欠けた部分です

真ん中:赤矢印の部位に黒い線のようなものがありますが、それが歯に入ったヒビです

右:赤矢印部分、金属が欠けた部分の虫歯を除去するとここにも小さなヒビがありました

金属の下で歯が真横に割れてきている状態でした

では、この歯に痛みがあったのか?それはありませんでした(*_*)

 

ヒビが入って、歯が染みるや食事中に咬んで痛むなどがあればわかりやすいのですが

そういった症状がなくひび割れが進行していっている状態で、もし気づかずにそのままだったら歯が完全に割れてしまう可能性もあります。

完全に割れてしまえば、保存ができなくなって抜歯になってしまいます(゚o゚;;

この歯は完全に割れてはいなかったので、この写真をお見せして説明し、治療方針を相談してこのまま保存することにしました。

ヒビの部分を綺麗にして、レジンという材料で補修し、ひび割れが進んで行かないように被せ物で覆って保存しました。

 

金属の入っている歯で、染みる症状や咬んで痛む症状がある方や

以前金属の治療をされた方で何か気になる場合などは

歯科医院に相談してください!!

ただし、裸眼では小さなヒビは見えにくいので、普段から高倍率の拡大鏡やルーペを使用されていたり

歯科用の顕微鏡(マイクロスコープ)を利用されている歯科医院がおすすめです。

ちなみに、今回の写真は全て当院の歯科用顕微鏡で撮影しています

(顕微鏡は撮影時にピントが合いにくいので少しぼやけて見えてしまっていますが、使用時はもっと綺麗に見えています^^;)

 

当院では保険診療でもできるだけ金属を使用しない治療を心がけています。

保険診療では決められた手順と材料を用いるので、限界はあるのですが…。

あと、今年の4月から保険診療でも一部で金属以外の材料で白くてそこそこの強度のあるプラスチックのような材料を用いることができるようになりました。

自由診療で用いる材料に比べて課題は多いですが、保険診療の材料にも選択肢が増えたことは患者さんにも朗報かと思います。

ただ、この材料も使用に様々な制約もあるので、詳しいことを知りたい方はお気軽にご相談ください!

大雨

宇部市の歯科医院、歯科・沖田オフィス院長の沖田です。

台風は思ったほどの被害もなく、梅雨明けでこれからカラッと暑くなるのかと思ったら

先日はものすごい大雨でしたね(・_・;

雷もすごいし、夜中にスマホに警報も入って起こされたり

世界的な異常気象もありますし、今後はこういった雨が増えてくるのでしょうか…

災害に気をつけながら夏を乗り切りたいですね

 

新型コロナもまた感染者が徐々に増えてきています

以前ほどニュースではやらなくなっていますが

また身近で感染などの話も増えてくるかもしれないので、感染に気をつけて過ごしたいですね。

 

選挙のニュースに、まさかの事件まで

本当に悲しい事件も多く…言葉にならないです。

平和で安全な生活を過ごせるようになって欲しいですね。

 

最近、いきなり暑くなってきたせいか

体力や免疫力が少し落ちてしまうのか

歯茎の腫れや痛みでお電話を頂くことがあります。

歯周病は、細菌が歯茎の下に入ってくると体の防御機構である免疫細胞などが戦ってくれますが

その時に起こる炎症のために歯と歯茎がくっついている付着という状態が剥がされて骨に炎症が生じて歯周病が発症、悪化していきます。

(少し簡易的な表現にしています。詳しい話をお聞きになりたい場合はご相談ください)

溶けた骨や失った付着のせいで、いわゆる歯周ポケットが深くなっていきます。

その深い歯周ポケットには食べかすやプラークなどの汚れが入って歯周病菌が増えやすくなってしまいますが

細菌が増えたり急に騒いだり、免疫力が落ちてしまって抑えが効かなくなると急に歯茎が腫れたり痛みが出ることがあります。

それを防ぐには、普段の歯ブラシの当て方が大切で、歯周ポケットの手前の歯と歯茎の境目のプラークを除去することが重要です。

歯茎の下は歯ブラシでは難しいので歯科医院で専用の機材や器具などを使ってプラークや歯石などを除去する必要があります。

それでも治らない場合や、膿がよく出る時はもっと踏み込んだ治療が必要になり

麻酔をしてさらに深い汚れや歯石を取ったり、歯茎を切って綺麗にする歯周外科と呼ばれる治療が必要になることもありますが

まずは口腔内の細菌を減らして行くことが重要なので、しっかり歯と歯茎の境目を狙って歯ブラシを上手く当てて毎日の歯磨きをして頂くことが大切です。

また、歯と歯の間は歯ブラシが入りにくいので、フロスや歯間ブラシなどを上手く使ってプラークを落として頂くのも効果的です。

 

歯科医院で清掃をしてできるだけ細菌を減らし、細菌を減らした状態を維持するために普段の歯磨きをしっかりして頂く

どうしても完璧に磨くことは難しいのでまた徐々に細菌が増えてきますが、それを歯医者さんでまた減らす

そうやって定期的にお口のメインテナンスをしていくと歯周病の数が抑えられて悪化しにくくなり

歯周病で歯を失うリスクは減ってきます。

お口の健康は全身の健康につながることはわかっているので

上手く歯医者さんを利用してしっかりケアをしていきましょう!!

7月

宇部市の歯科医院、歯科・沖田オフィスの院長、沖田です。

今年も半分が終わって、後半戦ですね(^^;;

先日の台風、心配でしたが

宇部市内は風も思ったほどではなく、雨はすごい時間もありましたが

大きな被害もなかったようで一安心でした。

台風が去って湿度が高く益々暑くなりそうですし

脱水、熱中症に気をつけてお過ごしください!!

新型コロナも感染者が急に増えてきています。

暑い中でできることも限られてきますが、無理ない感じで感染対策に気をつけていきたいですね。

 

時々お口の中で相談を受けるのが

口の中に出来物が??という相談です。

特にテレビなどで口腔がんなどの話題が出た後などに多いのですが

普段、お口の中を見ることがなく

テレビで注意喚起されて、たまたま鏡で見たら何かある??

で心配されて歯医者さんに来られる方もおられます。

鏡で見て、自分の口の中にこういった巨大なものがあるとびっくりしますよね!(◎_◎;)

ちなみにこちらは口蓋隆起(こうがいりゅうき)と言われる骨がゆっくり大きくなったもので

特に病気ではありません( ^ω^ )

(ちなみに、下顎の骨が大きくなるものを下顎隆起(かがくりゅうき)といい、前歯と大きな奥歯の間の小臼歯と言う歯のあたりの舌側の骨が大きくなることが多いです)

食いしばりなどの癖があったり、噛む力がすごく強い方など

骨に力が加わるとその力に反応してゆっくり骨が大きくなったりしてきます。

本当にゆっくり大きくなるので、違和感もなく大きくなってしまい

ずっと口の中に存在していても、たまたま鏡などで見ないと気付かれない方も多いです。

これは病気ではないので特に問題がなければ除去する必要はないのですが

入れ歯を作る時に邪魔になったり(食いしばりや歯軋り、噛む力が強い方はその力に歯が耐えきれなくなって割れてしまったりする方もおられます)

歯の治療で型取りをするのに、トレーと言われる型取りの道具が入らなかったり

そういった治療を行うのに邪魔をしてしまう場合は除去したり

骨が大きくなりすぎて舌の置き場がなくなって舌が後ろに下がってしまい、気道を狭くして睡眠時無呼吸などになりやすい方なども除去することがあります。

除去が必要な場合、私自身が大学病院や総合病院の口腔外科勤務の経験もありますので

できるだけ自院で除去をおこなっております。

ただし、大きさによっては除去が難しくなったり、血管や神経などが近い場合、複数の隆起を同時に除去するのに全身麻酔での除去希望など

当院で対応が難しいと思った場合は、大学病院などに紹介させて頂くこともあります^^;

 

病気ではないといっても

ご自分では判断がつきにくい場合もありますし

口蓋隆起や下顎隆起と思って、違う病気だったりすることもありますので。

お口の中を見て何か出来物のようなモノがあって心配な場合は、お近くの歯医者さんでも良いのでご相談ください。

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