症例

インプラント治療

全顎治療の症例

主訴 入れ歯が合わない、前歯が気になる、全体的に綺麗にしたい
診査診断 左下奥歯の欠損による残存歯への負担の増加、不良補綴物による審美障害、噛み合わせ不良
治療期間 約2年2ヶ月
治療費用 約350万円(治療当時の価格)
治療内容 歯周病治療、欠損部への骨造成を含むインプラント治療、根管治療、虫歯治療、仮歯による咬合治療(咬合挙上)、オールセラミック修復による審美的な改善
リスク 歯根破折、セラミック修復物の破折や脱離、インプラント周囲炎発症や歯周病の悪化、噛み合わせの変化など
治療前の上顎

治療前の上顎

治療前の下顎

治療前の下顎

初診時口腔内正面観

初診時口腔内正面観

歯周病治療、根管治療、インプラント埋入後、仮歯で噛み合わせの変更(咬合挙上)を行い経過観察中

歯周病治療、根管治療、インプラント埋入後、仮歯で噛み合わせの変更(咬合挙上)を行い経過観察中

ラミネートベニア、オールセラミッククラウンなどの最終修復物装着後

ラミネートベニア、オールセラミッククラウンなどの最終修復物装着後

最終補綴物装着後4年経過時の拡大写真(治療後メインテナンス継続)拡大率が変わっているので、写真はどちらか良い方を選択頂いたらかと思います。

最終補綴物装着後4年経過時の拡大写真(治療後メインテナンス継続)

治療後の上顎

治療後の上顎

治療後の下顎

治療後の下顎

審美治療

前歯部の審美症例

主訴 他院で前歯の抜歯が必要と言われ、インプラントも検討したいがそこでは対応できないと言われ知人に当院を紹介された。全体的に前歯をきれいにしたい。
診査診断 右側上顎中切歯の内部吸収(歯根破折?)、上顎前歯部の不良修復物による審美障害
治療期間 約11ヶ月(仕事などで来院日に制限があったため、通常より長い治療期間になっています)
回数:15回程度(自由診療の回数のみ)
治療費用 仮歯3300円×6歯
歯槽堤温存術33,000円
材料費(骨補填材、コラーゲン製剤、歯周組織再生剤等)27,500円×1歯
ファイバーコア16,500円×1歯
ホームホワイトニング18,700円
ジルコニアクラウン(ステイン)110,000円×3本
ジルコニアブリッジ3歯分330,000円
計:775,500円(全て税込金額)(治療当時の金額)
治療内容 上顎前歯部に仮歯を装着、左側上顎中切歯の再根管治療後にファイバーコアを築造。右側上顎中切歯の抜歯前に歯肉縁下まで歯を削合して軟組織の増大処置、歯肉が増大した後に抜歯と歯槽堤温存術を施行。軟組織の治癒を待ちながら仮歯調整、ホームホワイトニングで下顎前歯の色調改善。最終印象後に患者さんの希望で3回ほど最終補綴物の色や形態を微調整。最終的にホワイトニングで改善させた下顎前歯の色に合わせたジルコニアクラウンを3本、ジルコニアブリッジ(3歯分)をレジンセメントで接着。
リスク 失活歯(神経のない歯)は歯軋りや食いしばり、強く噛んだり硬いものを噛んだりすると歯根破折のリスクがあります。ジルコニアクライン・ジルコニアブリッジはまれに脱離、破折などを起こすことがあります。また必要に応じてすり減った部分がザラザラしてくると研磨等の調整が必要になります。前歯のセラミック修復は奥歯が安定していないと強い力がかかってくるので、奥歯を含めた治療や定期的なメインテナンスが必要となります。
歯槽堤温存術した部位は歯周炎や経年的に歯肉のボリュームが減ることがあるので、定期的なメンテナンスと必要に応じて結合組織移植術などが必要になることがあります。セラミック治療や歯槽堤温存術は自由診療となるため費用が高額になります。
初診時口腔内

初診時口腔内

初診時の前歯部の拡大

初診時の前歯部の拡大

抜歯、歯槽堤温存術後の治癒をみながら仮歯による歯肉の形態を調整中

抜歯、歯槽堤温存術後の治癒をみながら仮歯による歯肉の形態を調整中

上顎前歯部にジルコニアクラウン、ジルコニアブリッジ(計6歯)装着後

上顎前歯部にジルコニアクラウン、ジルコニアブリッジ(計6歯)装着後

上顎前歯の審美症例

患者様 女性:初診時53歳
主訴 歯が欠けた。前歯が変色して見た目が気になる。
診査診断 左側上顎中切歯の根管治療後の変色、不良充填物による審美障害
治療期間 約8ヶ月(仕事の都合で通院ができない時期もあり通常より長めの治療期間になっています)
通院回数は計8回程度
※全て自由診療分のみの期間と回数
治療費用 ファイバーコア16,500円×1歯
仮歯3,000円×2歯
ラミネートベニア(レイヤリング)143,000円
オールセラミッククラウン143,000円
計:309,100円(全て税込金額)(治療当時の金額)
治療内容 不良充填物の除去、審美面を考えて仮充填後に左側上顎中切歯の根管治療。根管治療後に直接法によるファイバーコア築造。
形成して仮歯を装着し歯肉や歯冠形態を調整。右側上顎中切歯の審美的な改善と歯質の保存を考えラミネートベニアの形成をし印象、咬合採得。
技工所でラミネートベニア(レイヤリング)を作製してもらい装着。ラミネートベニア装着後の色の馴染みを待って左側上顎中切歯の最終形成、印象、咬合採得。
技工所で左側上顎中切歯のオールセラミッククラウン(レイヤリング)を作製してもらい装着。
口腔内を健康に保つためと補綴物の長期維持のためメインテナンスへ。
リスク 失活歯(神経のない歯)は強い力がかかると歯やファイバーコアの破折が起こることがあります。
生活歯(神経のある歯)は形成後の知覚過敏や歯髄炎などのリスクがあります。
(今回のラミネートベニアに関しては削る量が少ないのでリスクはかなり少ないです)
セラミックによるクラウン、ラミネートベニアは強い衝撃が加わるとまれに破折やヒビ、脱離などが起こります。
歯切りや前歯をこする癖のある方はすり減って表面がザラザラしてくることがあるので、必要に応じて研磨します。
奥歯で噛む力を受け止めないと前歯が強く当たってきて破折や脱離、歯根破折の可能性も出てくるので歯周病や虫歯などの悪化を防いで歯を守るために定期的なメンテナンスが必要です。
(当院が薦める定期的なメンテナンスを受けて頂ける方のみ、装着した補綴物に関しては当院独自の保証制度あり)
初診時

初診時:上の前歯(両側上顎中切歯)の審美障害
神経のない歯が黒く変色し、両方の前歯の古い詰め物も変色している

治療中1

左の前歯(左側上顎中切歯)変色した神経のない歯の根管治療を行う前にコンポジットレジンという詰め物で両方の前歯を仮充填し、歯の形態と審美性を可及的に改善

治療中2

左上の前歯(左側上顎中切歯)は神経がない歯で表面だけでなく歯の裏も大きく削られているので、オールセラミッククラウンを装着することになり、根管治療後にファイバーコアを築造

治療中3

左上の前歯(左側上顎中切歯)に仮歯を装着し調整中
右上の前歯(右側上顎中切歯)は詰め物の範囲がやや大きかったのと元々の歯が傾いていたため、患者さんと相談し歯の形態の変更と審美的な改善(詰め物はどうしても境目が目立ってきたり変色してしまうため)を目的にラミネートベニアでの修復を計画

治療中4

オールセラミッククラウンとラミネートベニアの色調を合わせるため、先にラミネートベニアを装着しその色に合わせてオールセラミッククラウンを作成する計画とし、右上の前歯(右側上顎中切歯)にラミネートベニア形成
歯の神経と歯質の保存を考えて表面をわずかに削合したところ隣のオールセラミッククラウン予定の歯と比べて、歯の削除量が大きく違います

治療中5

右上の前歯(右側上顎中切歯)にラミネートベニア(セラミック素材)を装着、左上の前歯(左側上顎中切歯)はまだ仮歯のまま
わずかにしか削らないラミネートベニアは色の変更が難しいため、装着してしばらくラミネートベニアの色が馴染むのを待ってから色の調整が可能なオールセラミッククラウンを作製へ

術後

術後:オールセラミッククラウン、ラミネートベニア装着後
先に作ったラミネートベニアに合わせて左上の前歯(左側上顎中切歯)にオールセラミッククラウンを装着
初診時に比べて審美面が改善されて患者さんに喜んで頂けました

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