4月に向けて
早いもので3月も終わろうとしています。
いわゆる新型コロナウィルス問題がまだまだ続きそうで
先行きの見えない不安が強いですが~_~;
個人レベルではできることに気をつけるしかないですし
医院としては感染対策などをしっかりしていくことが大切だと考えています。
自粛要請や不安感から外出や人が集まるようなことを控えるようになってきています。
歯科の世界でも6月までの学会が軒並み中止や延期で、家でゴロゴロ自粛ばかりしていますが(^◇^;)
飲食店や衣料品などのお店はかなり大変だと報道があります。
特に3月、4月は卒業や進学のお祝い、送迎会や歓迎会、花見などなど
お祝い事などのイベントが多い時期なので、自粛が続くと余計に大変だと思います>_<
もちろん他の業種も大変ですし、歯科関係だって学会や勉強会以外にも影響がないわけではありません。
相変わらずマスクやアルコールなどはなかなか買えない状況ですし
紙エプロンや紙コップ、医療用のグローブまで買えなくなってきています( ̄◇ ̄;)
買えても値段が高いもので、コストが増えてしまったり…
元々、保険治療では海外に比べて圧倒的に安い治療費で診療をするように国から決められています。
感染対策を考えて、使い捨てするモノは患者さん毎もしくは治療中でも交換の必要があれば惜しみなく交換する必要があるので
経営面ではコストを抑えられるものは抑える必要があるので色々と大変な状況ですが
そこは医療人としてコストが上がろうが関係なく、必要なものは今まで通りに使用して交換していきますので安心して治療を受けられてください(^^)
その保険治療ですが
4月から保険改定があります。(2年毎改定、4年に一度大きめの改正が行われます)
いつも突然、書面で日にちと時間の通知がきて、山口市での改定についての説明会に強制参加となり
夕方の予約の変更をお願いすることがあったのですが、今回はコロナ問題で中止されYouTubeでの説明会(時代ですね^_^;)
予約の変更をお願いすることもなく、そこはご迷惑をおかけせずに済んだのですが。
4月から保険診療の改定があるので、治療費などに変更が多く出てきます。
全国一律で、世界的に見てもかなり安い費用で治療が受けられる日本の保険診療ですが
消費税問題や、世界的な材料費の高騰(特に金属)の問題で費用が上がったり
歯科用CTや歯科用顕微鏡を用いた治療や、診療手技の見直し
長期的に患者さんの口のケアをすることで健康維持ができることがわかっているので、それをしっかり行うための費用などなど
今までに比べて保険治療での治療費が上がってきます。
これは国が決めてしまうことなので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
それと、4月からもう一つ新しいこととして
先日あった歯科衛生士の国家試験に無事に合格した、新人の衛生士さんが入ってくれます( ̄▽ ̄)
歯科で働いた経験もある方なので、全くの初めてのことだらけといったことはないのですが。
各歯科医院で色々と違いも多いので、慣れるまでは時間がかかると思って暖かい目で見て頂けたらと思いますm(_ _)m
世界中で蔓延するウィルス問題で、重苦しい雰囲気が続きますが
早く落ち着くことを願うばかりですね。
2020年3月29日 カテゴリ:院長
まだまだ!
オリンピックの延期も決まったようで…(´;ω;`)
ウィルス問題はまだまだ続きそうですね
県内でも4例目の報告がありましたし
下関ばかりで、まだ宇部市内では発生していませんが
いつ感染してもおかしくないというか、感染していても症状が出てない方も多いようなので…
身近な問題として、インフルエンザなどと同じようにできることをするしかないかもしれませんね~_~;
報道では換気が大切で、歯科医院のような閉鎖的な空間はあまり良くないような話も出ているようですね( ̄◇ ̄;)
当院の診療室は個室タイプで、開業時から全ての部屋に空気清浄機を設置していますが
実は換気扇も全ての部屋に設置しています( ̄▽ ̄)
正直、開業の際にこのような事態は全く想定していませんでしたが
設計士さんと建築会社さん(もう無くなってしまいましたが( ; ; ))に感謝!!
実は設計の時に換気扇の話なんてした記憶はなく、完成した後になんでこんなものが付いてるの?って思ったのですが(笑)
おそらくペアガラスなど密閉性を高めるような作りをお願いしていたので、換気も必要だろうと考えてくれたのだと思います。
しかも診療室は全ての部屋に独立して設置してありますし、院内の別のスペースや部屋にもそれぞれ設置してあります。
消毒や滅菌などだけでなく、当院では換気扇を使用して換気にも気をつけた診療をしております
発注しても入荷が未定だったり、発注さえできないものが出たり
薬品や備品などの在庫減から、医療機関への流通にも問題が出ていますが
これからも医院としてできる対策を講じて、皆さんが少しでも安心して診療に来て頂けるようにしていきたいと思います。
もうすぐ3月も終わって、新年度が始まります。
進学や就職で、当院に来られなくなる方もおられて寂しい気持ちになりますが(また帰省や近くにこられることがあれば遊びにでも来てください!!)
代わりに移動して来て当院に来院される患者さんもおられて新たな出会いもあるだろう…そうも思っています。
実は当院にも新しいスタッフが入ってきてくれる予定です( ^ω^ )
最初は初めてでわからないことも多いと思うので、不備があるかも知れませんが
少しづつ慣れて皆さんのお口と全身の健康維持に活躍してくれると思うので
あたたかい目で見て頂けると幸いです。
最近は本当に暗い話ばかりですが、考え方ややり方で明るい未来はあると思うので。
まずは少し前のようないつもの日常生活に戻って、その先に良いことがあると信じて日々の診療に当たって行きたいと思います(^^)
2020年3月24日 カテゴリ:院長
国家試験
まだまだ日本だけでなく世界中で続く新型コロナウィルス問題。
ヨーロッパやアメリカでも感染者数の増加で大問題になっているようですし。
まだまだこの問題は続くのでしょうか…
幸い、まだ宇部市内では感染者などの報告はないようですが。
皆さん関心の高い心配な問題ですし、自粛や集まりなどが減って経済活動も今後どうなるのか
色々と考えても見えないウィルス相手にはどうしようもないので、できる範囲での対策をしていくしかないのでしょうね~_~;
まずは、しっかりした手洗いとうがいなどしょうか
手洗いはしっかり指先、指の間を洗うように
あと、最近では街中に手指用のアルコールも多く設置されているのでそれを全体的によく擦り込むことも効果的です。
昔、大学病院時代に先輩歯科医の方が英語の論文を読んでみんなに内容を話す抄読会というもので
皆さんもテレビのドラマなどで見たことがあると思いますが、手術前にブラシを使って強めの消毒薬で手指からひじ先までしっかり洗います。
それで手術しても大丈夫なくらい清潔な状態にして滅菌された手袋をつけて全身麻酔の手術に入るのですが
そのブラシを使って洗うのと同じくらいの効果がアルコールでの消毒でもあったという論文があったそうです。
論文もいい加減なものや、たまたまそういったデータが出たというものもあり、どのくらい信用できるかというものもありますが
しっかり手洗いする場所や時間がない時は、アルコールによる手指の消毒も全く効果がないことはないので、利用しましょう
話が長くなってしまいましたが( ̄▽ ̄;)
先日、歯科医師国家試験の発表がありました。
全体の合格率は65%程度だったそうです。
医師と違って、歯科医師国家試験は合格率を国が操作して今は65%程度に抑えています。
そういった意味で、昔の先生方と違って頑張ってもなかなか合格できなくなっています。
昔なら合格できる点数をいくら取っていても、周りがそれ以上の点数を取れば落ちてしまう可能性が。
そういったことで歯科医師の数を抑制しているのですが、諸外国に比べて日本の歯科医師の数が多すぎる訳ではなく
単に、診療報酬が少ないので数を診るしかない、職場が少なくて自分で開業する先生が多くて開業医が多いなど
諸外国にはない問題で歯科医師が多いイメージになるようです(海外では1日の患者さんが数人で十分な報酬が得られるので)
日本では歯科医師の収入が減っていて、歯科に関わる歯科衛生士さんや歯科技工士さんの仕事がきつい割に報酬が少なくて離職される方が増えていることが大きな問題になっています。
また、若い歯科医師を減らす分、今の団塊の世代の高齢と言われる歯科医師が引退されていくと歯医者自体の数もどんどん減ってくる可能性も。
まだしばらくは大丈夫でしょうが、歯科医療を受ける患者さん側も少しずつ良い治療を受けにくい状況になるかもしれません。
こう書くと明るい未来はないようですが、歯科医師は人の命を救うようなことは大学などの口腔外科以外はほぼないですが
しっかり食事ができる、全身的な病気を予防できるなど、患者さんの生活を豊にすることができる素晴らしい職業だと思っています(アメリカでは人気ナンバーワン職業です!)
今回歯科医師になられた先生方は、働き始めるまではドキドキ緊張しているか、せっかくの休みを満喫しているかかもしれませんが。
歯科医師になってからどういった環境にいて勉強するかで大きく変わってきます。
一生続ける仕事と思うなら、努力を続けて良い歯医者さんになって欲しいです。
これは、この春から新社会人の方々にも言えると思いますが。
きついことは多々あると思いますが、その中に楽しいことを見つけながら自分の目指す将来像に近付いていってください。
まだまだ自分自身が未熟で目指す歯科医師には程遠いので、そこそこのおじさんですが自分自身これからも努力して行きたいと思います(笑)
2020年3月17日 カテゴリ:院長
ウィルス問題
新型コロナウィルス(新型肺炎ウィルス)問題
宇部市では感染者の話はまだないようですが(一部感染者のデマも流れたようですが…´д` ;)
政府の要請から、3月2日の午後から市内の学校も休校が決まったようですし
当院にもお子さんがいるスタッフが多いので、色々と影響が出てくる可能性があります。
もしかしたら今後予約の変更や制限、診療日や時間などに変更が出る可能性もゼロではないです( ̄◇ ̄;)
また、マスクやアルコール以外に、デマからトイレッチペーパーまでもが品薄のようですし。
院内の在庫状況によっては診療が難しい状況になる可能性も考えておかないといけないです。
政府の対応が突然だったり読めないですが、できるだけ皆さんにご迷惑をおかけしないように考えて参ります。
色々と心配事を言っていますが、当面は安心してご来院ください(^^)
本当は3月1日は学会で発表だったのですが
残念ながら、今回のウィルス問題で中止となりました。
平日の2月25日の診療後に下関の勉強会に参加して疲れもあったので
学会発表していたら移動と緊張とでさらに疲れていたでしょうが、中止で良い休養と思ってひたすら寝て過ごせました(笑)
その分、月曜日からしっかり診療して参ります。
この問題で日常生活も変わってきてますし、自粛や制限など経済活動も心配な状況です。
早くこの問題が終息し、日常生活が戻ることを願うばかりです。
2020年3月1日 カテゴリ:院長