お知らせ

学会発表

山口県宇部市の歯科医院「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。

 

学会発表

久しぶりに対面式の学会で発表をしてきました。

ただ、先月から喉をやられてしまい…

来院頂いている方は咳が続いているのをご存知の方もおられるかと思いますが

(ご心配な方もおられるかと思いますが、発熱もなく新型コロナ感染などではないのでご安心ください^^;)

学生時代の部活の声出しや応援などで喉を酷使したせいか

大人になってから気管支が弱くなって、風邪をひいたり花粉症の時期は声がでなくなったり咳が出たり

時には喘息のように咳が止まらなくなることもあるので

診療の際にご迷惑やご心配をお掛けすることも多くて心苦しいばかりですが。

 

今回は学会の発表前に喉をやってしまったので、準備が大変でした(−_−;)

すぐに治るかと思ったら、1ヶ月近く経っても咳が続く事態で…

自分なりの発表前のスライド作り方ですが

発表時間を考えて、とりあえずスライドや発表内容を大まかに作り

そこから何度か一人で発表の練習をしながら、時間がオーバーしていたら内容を削ったり、大切な部分を付け加えたり

色々と調整をしていくのですが

原稿を用意する方も多く、それであれば時間配分などもある程度わかりやすいと思いますが

今まで教わってきた先生方から原稿読みをしている感じは良くないと言われてきたので

自分は原稿は一切なしで、言いたいことをある程度考えておいてスライドや会場を見ながら発表をするようにしているので

自分で声を出して話しながらスライドも話す内容も変えていくスタイルで準備をしているのですが

 

今回は、咳が出るのでどうしても練習しても咳が出る分発表が長くなってしまい

咳が出ない状態で発表をしたら何分くらいで終わるのかもわからず

ほぼほぼぶっつけ本番になってしまいました。

本番前にはのど飴にのどスプレー、水などを用意してなるべく声を出やすく咳は出にくくしたり

色々とやったおかげか、なんとか無事に発表を終えることができました。

発表して色々と意見を頂くと、自分とは違った視点や、経験のある方の見方など

毎回勉強になることが多く、自身のレベルアップにつながると実感します。

反対咬合矯正治療、補綴治療後

こちらが発表内容で

左の写真のように受け口の状態だったのを

右の写真のように、他施設と連携で治療をして正常なかみ合わせに近い状態に変えた治療について発表をしました。

 

今後も何か機会があればレベルアップにつながるような発表はしたいと思っていますが。

来年度は学会の委員を降りて、立場的に自由になるので

今までは学会優先で自分なりに少し無理してでも学会に参加してきましたが

4月からは今まで学会と日程が重なったりしてなかなか行けなかったところに勉強にいったり

医院の設備導入したデジタル機器などをもっと上手く使いこなせるような勉強など

学会だけでなく、別のグループなどでも勉強して広い視点でさらに治療の幅を広げていきたいと思っています。

スタッフの産休・育休のお知らせ

山口県宇部市の歯科医院「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。

 

〜ご報告〜

ご報告が遅くなりましたが

2月末までの出勤を最後に、3月からスタッフが産休に入りました。

来院頂いている皆さんの中にはお気付きの方もおられたと思いますが

おめでたいことにスタッフが妊娠しておりました( ^ω^ )

 

昨年末に悪阻などで体調を崩し2週間くらい休んだり

検診などでお休みをしたりとありましたが

苦しい中でも頑張って出勤してくれて、産休ギリギリまで頑張ってくれました。

本当に感謝です。。。

 

産休に入ることなど、予約や診療に関わるので本来なら早めにお伝えすべきだと思うのですが

何があるかわかりませんし、産休に入るまではスタッフの意向もあってお知らせはしておりませんでした。

これに関しては本当に申し訳ございませんm(_ _)m

今回、無事に産休・育休に入ったので、スタッフの同意のもとでお伝えさせて頂くことになりました。

 

卒後すぐに当院に勤務してくれたのですが

その時に別のスタッフが妊娠中で、つわりがひどくなって出勤できない状態となり、そのまま育休終了まで勤務できない事態となり

新人として勤務してすぐに人が少ない状態となって、不安もあったと思いますが

色々と覚えてくれて、忙しい時もできることを手伝ってくれて

本当に頼りになりました。

患者さんの中にもファンがおられたり、治療を希望して頂くこともあったので

本当に寂しいです。

 

約3年間勤務してくれて、一旦お休みとなりますが

母子共に無事に出産を迎えることを願うばかりです。

今まではつわりなどで急に出勤できなくなってしまい、きちんと休暇に送り出すことができなかったのですが

今回はささやかながら産休前のプレゼントを贈ることもできました。

 

 

産休後にそのまま育休も取得する予定なので

長期でしばらくお休みとなりますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 

〜スタッフの募集について〜

産休前に歯科衛生士さんを採用したいと思い(上記の理由で募集理由は書いておりませんでした)

以前から歯科衛生士さんを募集しておりましたが

まだ応募もないままなので

3月からスタッフが少なくなり、予約や診療にご迷惑をお掛けしてしまいますし

電話や会計などもお待たせしたりすることもあるかもしれません。

全国的に歯科衛生士さん不足で、特に山口県内は衛生士学校も少なく、更に宇部市からの入学者も多くないのですが

当院で一緒に働いてくれる歯科衛生士さんの募集を続けて、1日でも早く今までの状態に近づけていきたい(もしくは更に進化?)と思っております。

それまではご迷惑をお掛けすることをご理解頂けますと幸いです。

また、受付兼歯科助手さん(歯科技工士の方は資格手当あり)、管理栄養士さんなど募集をしておりますので

当院にご興味ある方は募集の検索をして内容をご確認頂いたり、医院までお問い合わせください。

 

〜当院の産休・育休について〜

今回の産休・育休の取得が3人目、計5回目の取得になります。

当院は社会保険完備で産休や育休中も国からのサポートなどは安心ですし

実際に産休・育休を取得して戻ってきてくれたスタッフもおりますので

出産などを考えておられる方も安心して働いて頂けると思います。

また、当院は社会労務士さんと顧問契約をしておりますので、産休や育休の取得についてのサポートもお願いできます。

労働環境なども社会労務士さんのもとで法令遵守し、これからもできるだけ働きやすい環境を整えていきたいと思っております。

ホームページについて

山口県宇部市の歯科医院「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。

 

ホームページについて

新しいホームページを製作中で、会社を変更することになったのですが

とりあえず今まで使用していたホームページを使えるようにして頂きました。

早速スタッフの方から3月の診療日についてアップしてくれたようですが

ブログ等は上げていけるようなので

新しいものが完成するまでまた投稿などしていきたいと思っていますのでよろしくお願い致します!

 

インプラントのガイドシステムについて

今回は歯科医院のデジタル化について

先月は被せ物の形態修正や色付けについての実習を受けてきましたが

先週の土日の連休で、デジタル技術について学んできました。

歯科医院のデジタル化で現在できることは少しづつ増えていますが

多いのが口腔内スキャナーと言われるカメラで歯の型取りをして、そのデータを歯科技工所に送り

そのデータから被せ物などを作製する技術です。

その作製する側の歯科技工所でも、かなり先端を進んでおられて設備も物凄く充実している技工所さんが会場で

中の設備を見ているだけでも楽しくなるような歯科技工所さんでした。

(これで心躍るのはやっぱりおかしいのでしょうね笑)

しかもおしゃれな外観と内観で、上には懇親会などもできるスペースにカウンターバーまで設置されており

男心をくすぐるような秘密基地的な感じでしたね( ^ω^ )

 

当院では口腔内スキャナーのデータを送って歯科技工所さんで作製もできますし

以前からお伝えしていますが、院内で加工して被せ物を作製することも可能です!

それ以外の活用として矯正治療、インプラント治療がありますが

今回はそのインプラント治療で使うガイドシステムについてです。

ガイドシステムとは、CTで骨の状態を確認し、どこにインプラントを埋入するかを考えてシミュレーションし

その位置にインプラントがくるように、ドリルが僅かに通るくらいの穴を開けた装置のことを言います。

CTシミュレーション画像 インプラントガイド

左側が写真がCT上のシミュレーション画像ですが(上の写真は全て当院で作製したものです)

失った歯の形態をデジタル上で再現し、そのデータをCTに取り込みます。

で、その歯の形態をCTに重ね合わせ、歯の形態に対してどこにインプラントがあれば良いか骨を確認しながら位置や深さを考えます。

そこから更にインプラントの太さや長さも考えます。

で、そのシミュレーションしたデータを削り出す機械に送ります。

右側の写真が、そのデータから削り出されたガイドになります。

歯の上に乗せてズレがないか確認しますが、かなり精度良くピッタリはまり

ズレも少なく、考えた位置にインプラントを埋入することが可能となり

安心で安全なインプラントオペが可能になります。

 

大きなガイドシステムは無理ですが、1本や2本くらいなら当院では院内で作製することが可能です!

この作業も慣れたらそこまで時間がかからないので、短期間で作製可能となります( ´ ▽ ` )

 

歯科のデジタル化は作業効率や時間短縮などに有用な技術で

今後もどんどん発展していくと思うので

メリットが多ければ当院もできるだけ新しい技術や設備を導入していきたいと思っています。

もちろん、新しいだけで取り入れることが難しいこともまだまだ多く

色々な方の意見を聞いて、自分なりに考えて選択しないといけませんが(^◇^;)

その情報収集と研鑽は欠かさずに続けていきたいと思っています。

 

当院ではスタッフを募集しております。

もしご興味がある方は見学からでも良いのでお気軽にご連絡ください!

 

ホームページついてのお知らせ

山口県宇部市の歯科医院「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。

 

急な寒波で寒い日が続いております。

暖かくして風邪など引かれないように、体調管理などには十分にお気をつけください。

 

ただ、本当に最近の電気代は凄いですね…

先日の請求を見ると、以前より4倍近くになっているような(~_~;)

どこも値上げラッシュ

(一部円安が落ち着いて、輸入会社さんなんかは値下げしてくれる良心的なところもありますが)

ただ、我々保険医療機関は国が決めた保険点数でしか保険診療はできません。

とてもこの物価高に対応しているとは言えない状況です。

さらに従業員の賃金を上げろと言われておりますが、すでに出ていくお金がもの凄く増えている

なのに、治療費は値上げはできない(金属は使うだけ赤字とニュースで報道されるような状況・・・)

ちゃんと仕入れ値に対して価格転嫁できるように指導していると言っている国が価格転嫁させない業界なのはどうなのか??

何とかして欲しい状況ですね・・・

って、つい愚痴を書いてしまいました(^_^;)

 

今回のメインはこちらで

急な話で、ホームページを変更するために今月というか今日までで契約解除になりました。

先日いきなり決まってしまったので、報告が遅くなって申し訳ございません。

ただ、このホームページがいきなり見れなくなることはないのでご安心ください。

新しい会社さんが新しいホームページを作成するまで管理もしてくれるようなので

その移行作業が終わるまではしばらくお知らせやブログ投稿などはできなくなりそうで。

しばらく更新できなくなるかと思いますが、更新できるようになったらまた報告させて頂きたいと思っています。

 

先日の土曜日は休診でご迷惑をおかけしました。

今年1回めの現地でのリアルな勉強で

補綴物と言われる被せ物の形の修正や色の再現法について

本職の歯科技工士さん、しかもレベルの高い日本の技工士さんの中でもトップクラスの方の実習を受けて来ました。

歯科技工士さん向けのセミナーですが、ドクターの参加も可能ということで受講したのですが。

色を塗って歯の色調に似せることは他のセミナーで歯科医師の先生から習って実際に院内でも少ししておりましたが

今回は本職のトップ歯科技工士の先生なので、仕上がりのクオリティがもの凄い(°_°)

 

しかも、自分でセラミックを盛りながら焼く作業は初めてで

もの凄く大変なことを歯科技工士さんにお願いしているなと思いながら実習をしました(^^;;

時間の関係上、途中までの仕上げになりましたが

こちらは形を調整して色のついたガラス系セラミックを塗って焼いた状態です。

(歯の大きさは元々大きめで設定されていたので左右差があります)

表面の凹凸などをつけたり傷を再現し、色を塗って焼き付けていくだけでもかなり綺麗に仕上がりました^_^

 

もう1つ

こちらは陶材と言われるガラスセラミックを色を考えながら配置して盛り上げて焼き付ける方法です。

表面の凹凸などをつけてない段階で磨いたりもしていないので、まだ完全な途中段階ですが

複雑な色を出すことが可能になります。

初めての体験で、盛り付けて焼く作業は本当に難しかったですが

講師の先生がわかりやすく教えてくれて、とても有意義な実習を受けることができました( ^ω^ )

 

前歯は歯科技工士さんにお願いして作製してもらうことが多いですが

自分でやると本当に大変で、模型と歯の写真を見ながら形や色の仕上がりを想像して作製する大変さを実感しました。

当院ではこの色を塗って焼き付ける方法を院内で作製可能にしております。

今回はそれをもっとレベルアップさせるために参加してきましたが

練習を繰り返して、院内でももっと良いものが仕上げられるようにしたいと思っております!

 

もちろん、自分で全て作製は無理なので

従来通り歯科技工士さんと連携し、よりこだわったセラミックの歯を作って頂くことをやめるわけではありませんが

今回の経験は歯科技工士さんとの連携にも役立つ内容ですし

自分で作製できる環境であれば、間近で患者さんの歯を見て実際に作ることができるのはメリットがあるので

これからも補綴物に関してはこだわって精進していきたいと思います。

 

当院では歯科衛生士さんを募集しております。

今後主流になってくるかもしれない口腔内スキャナーと言われる、従来の型取りではなくカメラを用いた印象採得ができる機会を導入しております。

また、スキャンしたデータを元に上記のようなセラミックを自院で作製可能にしたり

今後の歯科界を考えて積極的に設備導入などもしております。

ご興味がありましたら、見学からでも構いませんのでご連絡頂けますと幸いです。

ミーレ ジェットウォッシャー

山口県宇部市の歯科医院「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。

 

前回の投稿から期間が空いてしまいました…。

現在、ホームページのリニューアルをしようと思って準備をしております。

いつ頃完成したりなのかまだわからないのですが

新しいページに移行する間はしばらく投稿もできなくなってしまうかと思いますが

また、その辺りの詳細を書くことができたらお知らせしますし

急な進行で投稿が無理な場合は、また投稿できるようになったらすぐお知らせしたいと思います。

 

1月は暖かい日もあってこのまま春??って感じもしましたが

今週は寒気で一気に冷えてくるようです。

寒暖差が激しく、体調を崩しやすいと思うので

暖かくして体調管理にはお気をつけください!

 

新型コロナ、春には政府の対応も大きく変わるようですね。

マスクしなくて良いとなりそうですが

我々歯科医院で働く者は、元からほとんど1日中マスク生活なので

特に変わることもないような気がしています(笑)

元々歯科は口の中という不潔な領域の中での仕事になります。

そのため細菌やウィルスなどの感染対策でマスクや手洗いやグローブ交換は当たり前ですし(昔は違ったようですが…)

器具などの消毒や滅菌などの設備導入も医療界の中では進んでいると思います。

 

当院も器具に関しては洗浄後に薬液を入れて超音波洗浄し、オートクレーブという機械で高温加圧してウィルスや細菌を滅菌しています。

ちなみにオートクレーブは2台体制で、1台はヨーロッパ基準で最高クラスのものを導入しております。

以前の投稿に少し書いてますが、昨年末にその洗浄について新しい機械を導入しました。

ドイツのミーレ社の医療用ジェットウォッシャー(医療版の食洗機と言ったらわかりやすいですかね)

血液などのタンパク質は温度が高いと凝固してこびりついてしまうのですが、殺菌などに関しては高温の方が良いので…色々と難しいのですが

低温から高温までプログラミングされた機械が自動的に洗って乾燥までしてくれます♪( ´▽`)

人の手では熱すぎて触れないような温度も機械なら大丈夫ですし

手洗いで怪我をするリスクも減り、自動なので洗い物にかかる時間も減らせ

水などの節約にもなり、環境にやさしい

お高い値段以外は良いことだらけです(笑)

これからの時代は環境に配慮して節電や節水なども大切と思い、補助金などを活用して導入しましたが

スタッフの手間や怪我のリスクが減って、その分来院頂く患者さんの診療時間に充てたり洗浄効果が上がって安心にも繋がってくれれば

金額の話は大したものではない…ということで院長は更なる節約生活を頑張ります(^◇^;)

 

電気代や物価高などで材料費などが上がっても保険治療は昔からほとんど変わらず

国は材料費の価格をきちんと価格転嫁できるようにと言っていますが

保険治療への価格転嫁に関しては今の所考えてくれません。

電気代やメーカーからの仕入れもどんどん上がっていますし

節電や節約しながら機械ができることは任せ、我々医療従事者は生産性の向上に努めていって乗り切るしかないのですね。

当院の自由診療の価格もできるだけ費用を抑えながら皆さんに良い治療を受けて頂きたい思いから、開業時から価格を抑えてきましたが

そろそろ限界のものもあり、今年は価格を上げていくことになります(−_−;)

(新しいホームページではそのあたりもわかりやすくできるようにしたいと思っております)

 

世界情勢がまだまだ大変な状況で苦しい生活が続きまますが

皆さんに安心して来院して頂き、安心して診療を受けて頂けるよう務めて参りたいと思います。

 

当院では歯科衛生士さんを募集しております。

滅菌などに力を入れ、できるだけ診療以外の負担を減らせるように設備導入なども積極的にしております。

社会保険完備で福利厚生なども考えておりますので

当院にご興味があれば見学やお話からでも構いませんので

お気軽にご連絡ください!!

新年

山口県宇部市の歯科医院「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。

 

昨年も多くの患者さんの診療に関わらせて頂き感謝申し上げます。

2023年も当院をよろしくお願い申し上げます。

 

年末年始のご挨拶が遅くなってすみません。

昨年の後半はホームページのサーバーがダウンしたりもあって、投稿自体も滞っておりました。

もう復旧したようですし、今後ホームページのリニューアルも考えております。

当院についての紹介や、より診療についてわかりやすい感じにできたらかと思っております。

その際は移行作業でしばらくアップなどができなくなるかもしれませんが(^◇^;)

その時が来たらお知らせしたいと思います。

 

年末年始のお休みはいかがお過ごしでしょうか?

当院は29日のお昼過ぎから1月4日まで休診とさせて頂いております。

ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

年末年始、お餅などのくっつきやすいもので詰め物が取れてしまったりすることもあるかと思います。

取れてしまって染みる場合は、しっかりはまってくれるようなら元の位置に戻して気をつけながらお食事頂いたりするのも1つの方法ですし

染みなくて困らなければ、外れたものを飲み込んだりしないように外したままにしておいて頂くのもアリかと思います。

ただ、取れた原因がセメントの劣化ならまだ良いですが、虫歯であった場合は内部で歯が溶けていますし

歯の残り方によったら、その歯で強く噛んだり硬いものなどを噛んでしまうと歯が割れてしまうこともありますので

噛み方や食べ物に注意されてください!

 

昨年は設備導入を積極的に進めた年でした。

セレックというCADCAMシステムで、院内で高品質な被せ物などを作製できるようになり

さらにセラミックなどを焼くための機械も導入

手軽に使えて電気メスなどよりも体への侵襲が少ない半導体レーザーの導入

手洗い中に先の尖った器具で事故を起こすリスクがあるのを減らすため、人の手では不可能な温度で自動で器具を洗えてウィルス対策にもなる

自動で器具の消毒と洗浄ができるジェットウォッシャーの導入などなど

国や県などの歯科医院だけでなく全ての業種に向けて出されている補助金などに申請をしたりで

大きな機械を立て続けに導入した1年でした。

もちろん補助金なので、一部補助が出るだけで手出しも多くて苦しい1年でもありましたが

医院の設備面でのレベルアップ、スタッフの負担軽減、患者さんの更なる治療への貢献はもちろん感染対策の更なる充実化を達成したかったので

そういった意味では当院にとっては当然の投資だったと思っています。

 

少しご紹介したものもありますが

設備などもまた少しずつご紹介していきたいと思います。

このセレックシステムで行える、CTで骨の中の歯根の状態を考えながらのマウスピース型矯正のシステムだったり

来年も当院のシステムをレベルアップさせる予定なので、そのあたりも紹介させて頂きます。

 

ただ、システムや機材ばかりでなく、治療はあくまで自分自身の技術も大切です。

日本では歯科治療というか医療は短い時間で終わるのが名医と考えられています。

それは保険制度で単価の低い治療だから数をこなすために短時間で終わっているだけで

本当はもっとしっかり治療をすべきところを、患者さんが多かったり時間がないからと短時間で終わらしていることも多く

その時は一時的に良くなった感じがしても長期的に見たら治療結果が悪いことは多々あります。

 

当院は時間がかかってもきちんとした医療を行うためには必要だと考えることをやっております。

皆さんが今まで受けられてきた歯科治療より1回あたりの時間が長いと感じられて、ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが

何度も治療を繰り返して、その度に歯を削っていけば状態は悪くなる一方です。

 

歯は削ってしまうと2度と元には戻りません。

できるだけ再治療をせずに済むように

必要があれば時間がかかっても神経を守る、歯をできるだけ削らない、必要があって削った場合は本来の歯の形に近付けた修復を行う

そういった当たり前の歯科治療が当たり前でないことも多い世の中で頑張っていきたいと思います。

 

当院は時間はかかってもきちんとした歯科治療を受けたいと思ってくださる患者さん向けの歯科医院だと思います。

もしその考えにご賛同頂けるようでしたら、ぜひ当院にご相談ください!!

ホワイトニングについて(ウォーキングブリーチ編)

山口県宇部市の歯科医院「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。

 

サッカーワールドカップは盛り上がってますね

残念ながら日本は惜しくも敗退してしまいましたが

選手達の活躍は明るい話題の少ない日本を元気付けてくれましたね。

個人的にもサッカーを少しやっていた時期もあり

小さい頃からアルゼンチンやオランダが好きだったので

ベスト8での対戦は少し早くて残念ですが、とても興味のある対戦です( ^ω^ )

 

今回は興味のある方も多いかもしれませんが

ホワイトニングについてです。

主に3種類のやり方があり

1、ウォーキングブリーチ:神経がない歯の内部からホワイトニングをする方法

2、ホームホワイトニング:型取りをしてマウスピースを作製し、お家でホワイトニングして頂く方法

3、オフィスホワイトニング:院内で薬剤を塗布してホワイトニング(光照射、薬剤だけなどいくつか種類があります)

(短期で効果を上げるために2と3を組み合わせたデュアルと言われるやり方もあります)

 

それぞれ利点、欠点がありますが

今回はちょっと特殊な1番のウォーキングブリーチについての説明です。

こちらは、歯の神経がダメになってしまい、1本だけとか部分的に変色している場合が適応で特に前歯に多いです。

原因は外傷が多く。スポーツなどでの転倒やボールが前歯に当たってしまった、子供の頭が顎に当たってしまったなどで

前歯に何かが強く当たってしまったり、強く噛んでしまったなどで神経が死んでしまうことがあります。

そうすると、歯の色が黒ずんでしまいます。

(以前、某女性お笑い芸人さんの前歯の神経が死んでいるというのが有名でしたが、確か今は治療されたと聞いたような…)

 

こちらの方は若い頃に前歯を打たれたようですが

特にその後は痛みもなく、いつの間にかこのように変色されてきたと言われておられました。

ウォーキングブリーチで、完璧に元通りとは言えませんがかなり目立たなくなって満足頂いたので治療を終了しました。

治療手順としたら

外傷で気付かないうちに神経が死んでしまうと、まずは歯の根の中の治療をしないといけないので

根の治療をして、しっかり詰めた後にホワイトニング用の薬剤が根の方に行かないように、しっかり内部を封鎖します。

そして歯茎から上の歯の内部に薬剤を入れて封鎖する、それを何度か繰り返ししていくと

徐々に色が変わってきます(°_°)

薬剤は、歯科医院で薬剤を配合される場合もありますが

当院では、海外から専用の薬剤を輸入しています。

自分達で配合するのは、量が均一にならず不安定なので、強すぎた場合などはトラブルが出る場合もありますが

最初から専用薬剤で安定したものがあるのなら、そちらが確実で安全性も高いと考えております。

輸入なので、希望されてもすぐに入荷しなかったり、購入できないリスクもありますが

写真のように効果も実感しております(^^)

 

ただ、少し後戻りしたり変色してくる可能性もあるので注意も必要です。

また、神経のある歯と無い歯で若干の違いも出るので完璧な改善は難しいこともあるので

どうしてももっと色を合わせたい希望や、変色しないようにしたいと考えると補綴と言われる被せ物や薄いセラミックを貼るベニアと言われる方法など

歯の色をできるだけ変えた後に、他の治療方法を組み合わせることもあります。

 

歯の色でお困りの方や、気になる場合など

何かありましたらお気軽にご相談ください。

診査診断は必要ですが、皆さんに利点欠点を説明して治療方法をいくつかご相談した後に決定します。

他にも施術した方が何人もおられますが

写真の容量の関係でアップできないものもありますので

他の例などを見たい場合は院内で写真をお見せすることも可能です。

 

12月で慌ただしい季節ですし

いきなり寒くなってきたので

体調管理に気をつけて、残り少ない12月を乗り切りたいですね( ´ ▽ ` )

セレック治療とは??

山口県宇部市の歯科医院「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。

 

土曜日は休診でご迷惑をおかけしました(・_・;

金曜日の診療後から移動して、広島での学会に参加してきました。

以前は2年に1度開催されていた、全国の支部からの代表者が症例報告を行う合同例会というもので

その発表を評価され順位が決まるという、一種の大会のようなものなのですが。

新型コロナのこともあって、4年ぶりの開催になりました。

自分が所属している支部の代表者はもちろんですが

勉強会や以前に参加したコースなどで知り合った先生方が各地の代表で発表者として参加されており

知っている方々の発表している姿を見れて、自分も頑張らねばと思わされました。

ただ、その大会のために仕事をやっているわけではないので

自分ができる治療をしっかりすること

患者さんが望むなら高いレベルの治療や審美的な治療を行うことができるように頑張っていきたいと思います。

 

今回は当院に導入したセレック治療について

この二つの機械ですが

片方は口腔内スキャナーと言われるものです。

被せ物などを作る際、印象と言われる粘土のようなもので型取りをしますが

その代わりにカメラで撮影をして型取りを行います。

このメリットは、型取りで嘔吐がつきやすい方、顎関節症などでしばらく口を開けたままになるのが辛い方など

そのような方にはカメラ撮影なので途中で休憩などをしながら型取りが可能で、時間も短くすみます。

また、型取り用の印象材や、模型を作成するためにその型取りしたものに石膏を流すのですが

材料と工程が多いためにそれらの変形が少しづつ積み重なって誤差が大きくなってしまいます。

それが口腔内スキャナーによる作成であれば、型取りに材料を使わずに済むのと

石膏による模型の作成なども必要がなくなるため誤差が少なくなるというデータもあります。

 

そして、もう1つの機械がミリングマシーンと言われる

カメラで読み取ったデータから、被せ物などを作製する機械になります。

 

この2つの機械が院内にあるとどうなるか??

最短で、当日にスキャナーで型取り、すぐにデータから被せ物の設計を行い

もう1つのミリングマシーンで削り出しを行える

そうすると、条件次第で「ワンデイトリートメント」と呼ばれる即日修復治療が可能となり

最短で当日に被せ物などを作って装着することが可能です。

(本数や治療方法などによりますが、休憩を挟みながら2時間程度でこれらの修復できます。)

 

虫歯などで歯を削った当日に被せ物が入るメリットとして

被せ物ができるまでの期間、削った部位を仮のフタなどで覆いますが

やはり歯が汚染されてしまったりします。

また、忙しい方などは時間短縮にもつながります。

ただ、この即日修復は現在のところ保険治療では不可能なので、あくまで自由診療(保険適応外)のみになります。

 

この方は銀歯が気になって外すことになりましたが

汚れがつきにくく、金属アレルギーなどの心配もなくて身体に優しいセラミックを希望されたので

金属を外して、内部の虫歯を除去した後に痛みが出にくいようにレジンという材料で削った歯の表面を保護し

スキャナーで型取り

ミリングマシーンでセラミックを削り出して装着しました。

色付けなどは希望されなかったため単色になっていますが

これに色をつけることも可能です。

審美的にこだわられる場合は技工所にお願いしないと難しい場合もあるので、通常通りに日数がかかりますが(^◇^;)

 

当院では少し前に国に申請を出して補助金の交付決定を受けてこの機械を導入しました。

導入後は検証や練習を繰り返し、問題なく患者さんに使用できるようにトレーニングし

また、セラミックは焼成と言われる焼く作業で硬さなどを増すことが可能ですが

その機械も導入して、セラミックの焼成や色付けなどにも対応できるようにしております。

このように当日は少し時間をいただきますが、身体に優しいセラミックが最短で即日修復が可能になるシステムを導入しておりますので

ご興味のある方は院長、スタッフにお気軽にご相談ください!!

骨が少ない場合

山口県宇部市の歯科医院「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。

 

新型コロナの感染者が増えて、いよいよ第8波との報道が増えてきましたね

特に制限もないままのようなので、感染者は増えていくのでしょうが

今後も感染した場合の濃厚接触者の制限などがあるのなら社会は回らないでしょうし

国がどうしていくのか気になりますが

しばらくは、自分たちでできる感染対策を続けていくしかないですね(・_・;

 

今回はインプラント治療で、骨が少なくてそのままではインプラントを埋入(骨内に入れること)ができない場合についてですが

上顎の奥歯では特に上顎洞(じょうがくどう)と呼ばれる、鼻の横にある空洞が問題になります。

歯がなくなると必ず骨が痩せてきますが

上顎洞という空洞は徐々に拡大してくることがあり、それによっても骨の高さが減ってしまいます

そういったことから、上顎の奥歯を失って期間が経っているとインプラントをしたくても難しい状態になってしまいます。

そうなると、歯科医院さんによってはインプラント治療ができませんと言われてしまうのですが。。。

 

インプラント治療をするためにその上顎洞内に骨を作るオペがあります。

上顎洞底挙上術(じょうがくどうていきょじょうじゅつ)、サイナスリフト、サイナスフロアエレベーション、ソケットリフトなどと呼ばれるオペですが

(沢山呼び名はありますが、基本的には一緒のことです)

オペは主に2種類で

インプラント治療する際に、インプラントを入れる小さな穴から粘膜を持ち上げて骨を作る、主にソケットリフトと呼ばれる方法

これはある程度骨があるけど少しだけ足りない場合などに推奨されており

小さな穴からやるオペなので侵襲は少ないですが、見えていないところを感覚でやるので非常に怖いオペになります。

上顎洞の粘膜は非常に薄いので破れやすいのですが、それを直接見えてない状態でやるので粘膜の状態に気付きにくく。

もし粘膜が破れてしまったら、別の手術に切り替えないといけなくなる事もあるので

このオペはもう1つの主にサイナスリフトと呼ばれる、直接見ながら粘膜を持ち上げるオペができる必要があると言われています。

(ただ、正直にいうとソケットリフトはするけどサイナスリフトはできないといわれる先生も多くおられます)

 

もう1つがサイナスリフトと呼ばれる方法で

ほとんど骨がなくて、高さも幅も大きく足りない場合はこちらのオペが選択されます。

インプラントを入れる穴ではなく、別の部位に骨に少しだけ大きめの穴を開けそこから直接粘膜を見ながら持ち上げるオペになります。

こちらは侵襲が大きいですが、直接粘膜を見ながらやるオペなので粘膜が破れた時にも気付くことが可能です。

上顎洞の粘膜は非常に薄く、経験のある口腔外科医でも粘膜が破れてしまうリスクが比較的高いとても繊細なオペになります。

(以前のブログで、生卵の殻の内側の薄皮で練習している写真を載せております)

以前はかなり大きな穴を開けているオペが多かったですが、最近は拡大鏡や歯科用顕微鏡の使用で

できるだけ侵襲を減らすために、以前よりは小さな穴からオペをするための器具なども増えており

当院でも、そういった器具を導入しております。

 

こちらがオペ後のレントゲン写真ですが

白く卵状?ドーム状?に見える部分が、粘膜を持ち上げて人工骨を入れた部分になります。

これで数ヶ月待って、固まるのを待ってインプラントを入れていきます。

ちなみに、こちらは当院でのオペではありませんが、依頼された出張先で自分自身でやったサイナスリフトの術後の写真になります^^;

 

ピエゾサージェリーと呼ばれる術後の負担の少ない機械を用いたオペをし(当院から持参していきました(^_^;))

いつも使用している8倍の高倍率の拡大鏡も持参で、できるだけ小さな穴から小さな器具を用いてのオペをしています。

小さな術野にしたのと慣れない出張先でのオペで、思ったより時間もかかってしまい患者さんに時間的な負担をかけてしまったのが反省点でしたが…。

無事にオペも終わって、大した出血もなく終えることができました。

 

できるだけ歯を残す治療を心がけている分、当院ではインプラント治療は少ないですし

このようなオペを回避できるなら短いインプラント(ショートインプラント)の使用などもしており

当院の院内でのサイナスリフトの施術は今まで全くないのですが(^◇^;)

出張先ではこのようなオペをしておりますので、もし上の奥歯でインプラント治療がしたかったのにできなかったなど

何かありましたらお気軽にご相談ください。

 

もちろんオペなので必ず成功するものでもなく、骨の状態などで当院(自分の技量)では困難だったり無理な場合もありますし

様々なリスクもあるので

精密検査後にそういったご説明をさせて頂いて、ご納得頂いた上での処置になることはご理解ください。

 

現在、当院では歯科衛生士さんを募集しております。

このようなアドバンス的な治療も時にはありますが

コミュニケーションと説明、基本的な治療を大事にした治療をしております。

設備面も高度な滅菌機械、口腔内スキャナーなどの新しい設備、スタッフの負担を減らせるような設備の導入を積極的にしておりますし

社会労務士さんと顧問契約をして、労働環境の設備や休みを取りやすい環境をできるだけ整えられるように日々努力しております。

勤務開始日も急募というわけではないので、ご都合に合わせて相談の上でも可能と考えておりますし

パートであれば当院の希望の日や時間などはありますが、ご希望の曜日などがあれば相談の上で決めていけたらかとも思っています。

見学からでも構いませんので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

セラミック治療

山口県宇部市の歯科医院「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。

 

今日は休診日でしたが、以前から依頼を受けていたため

出張オペに行ってきました。

詳しい出張オペの内容はまた別の機会にでも書きたいと思っていますが。

当院よりインプラントのオペが沢山ある医院でも、されていないようなオペの依頼を受けることがあります。

大学病院、総合病院で勤務をしていたので口腔外科を学んではいますが

口腔外科だけを専門で学びたいと思って打ち込んできた訳でもないので

神の手のような手術ができる訳でもなく、自分ができる範囲の外科手術しか対応はできないのですが…。

少しでも治療できる範囲を増やすべく、経験だけに頼らずセミナー参加等で努力をしております。

 

医療には絶対の成功はないので

自分の力を過信せず、それでも依頼されて受けた場合は精一杯できるだけのことをさせて頂くように心がけています。

年齢のせいか休みに出張オペも体力的にしんどい気もするので、いつまで可能かわかりませんが(^◇^;)

自分の技術や知識が誰かの役に立つなら、できる範囲でこれからも頑張っていきたいと思います。

 

 

今回はセラミック治療の前後です。

上の写真が術前の状態ですが

前歯の間にモノが詰まるので箸などで取っていたら前歯が開いてきてしまったそうです。

歯石なども沢山ついているので、歯石の除去など歯周病の治療が必要ですが

この見た目をどうしていくか

歯が動いてしまったということなので、元の位置に変えていくのは矯正治療が第一選択と考えます。

ただ、歯の大きさと空間の大きさから、元から歯と歯が空いていた可能性も高いので矯正治療だけで済むかは検討が必要です。

そのことを説明させて頂きましたが、残念ながら年齢的に矯正治療は受け入れて頂けず。

早くこの隙間を埋めて欲しいとの希望で、補綴治療と言われるセラミックの被せ物で対応しました。

こちらが被せた後の写真です。

なんとか工夫しながら神経を残して被せることができました^ ^

前歯が大きくなってしまいましたが、隙間がなくなって喜んで頂けました。

(治療中に仮歯で歯の大きさなどは確認しており、了承を頂いて最終的な治療をしております)

 

しばらく来院が途絶えてしまい心配しておりましたが

5年後に突然連絡があって来院された時の写真です。

前歯は欠けたりする事もなく、しっかり維持されており一安心しました(^^)

 

本来なら矯正治療を組み合わせることができたら、詰め物やベニアと言われる歯の表面にセラミックを貼り付けるだけでよかったかもしれず

大きく歯を削る必要もなかったかもしれませんし

もしかしたら矯正治療だけで隙間が埋まれば歯を削る必要すらなかったかもしれません。

理想的な治療ではありませんが、5年経っても問題なく維持されているので間違った治療ではなかったと考えております。

特に神経を残すことができているのが長く持つ秘訣なので、この治療を行う際に自分なりにこだわった部分であったので

来院されてない期間が長くても維持できていることは本当に嬉しかったです( ^ω^ )

(ただ、来院されてない期間で歯周病の悪化や奥歯の欠けなど問題は多数ありましたが(・・;))

 

事前にこのような説明をさせて頂いて、治療方法を選択して頂いておりますが

歯科医師が理想と思う治療でも、費用や期間の問題などもあって患者さんがそれを選択されるかはわかりません。

当院ではこういったことを事前に考え、ご予算などの事も考えながら治療プランを複数考えて説明させて頂きます。

(資料を取らせて頂かないと治療プランの検討ができないこともあるので、多少の期間が必要になります。)

その際にメリット、デメリットや将来的な予測などもお伝えして

最終的に患者さんに考えて頂いてご自身で選択をして頂くようにしています。

もちろんわからない点は説明させて頂きますが、医療はお試しができないため(一度削った歯は元に戻せません)

正直、いくつか選択肢を説明してもどうして良いかわからないと言われることも多いですが

治療期間や予算、将来的にどうしていきたいかなどを一緒に考えて納得された治療方法を選択して頂きたいと思っています。

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