1月休診日のお知らせ
1月休診日のお知らせです(*^^*)
休診日 1日、2日、3日、4日、8日、9日、15日、18日、22日、28日、29日
11日(水)と25日(水)は通常通り診療いたします。
今年も皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。
年始は1月5日(木)から診療いたします。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
詳しいご予約状況は当院までお問い合わせ下さい。
2022年12月26日 カテゴリ:未分類
ホワイトニングについて(ウォーキングブリーチ編)
山口県宇部市の歯科医院「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。
サッカーワールドカップは盛り上がってますね
残念ながら日本は惜しくも敗退してしまいましたが
選手達の活躍は明るい話題の少ない日本を元気付けてくれましたね。
個人的にもサッカーを少しやっていた時期もあり
小さい頃からアルゼンチンやオランダが好きだったので
ベスト8での対戦は少し早くて残念ですが、とても興味のある対戦です( ^ω^ )
今回は興味のある方も多いかもしれませんが
ホワイトニングについてです。
主に3種類のやり方があり
1、ウォーキングブリーチ:神経がない歯の内部からホワイトニングをする方法
2、ホームホワイトニング:型取りをしてマウスピースを作製し、お家でホワイトニングして頂く方法
3、オフィスホワイトニング:院内で薬剤を塗布してホワイトニング(光照射、薬剤だけなどいくつか種類があります)
(短期で効果を上げるために2と3を組み合わせたデュアルと言われるやり方もあります)
それぞれ利点、欠点がありますが
今回はちょっと特殊な1番のウォーキングブリーチについての説明です。
こちらは、歯の神経がダメになってしまい、1本だけとか部分的に変色している場合が適応で特に前歯に多いです。
原因は外傷が多く。スポーツなどでの転倒やボールが前歯に当たってしまった、子供の頭が顎に当たってしまったなどで
前歯に何かが強く当たってしまったり、強く噛んでしまったなどで神経が死んでしまうことがあります。
そうすると、歯の色が黒ずんでしまいます。
(以前、某女性お笑い芸人さんの前歯の神経が死んでいるというのが有名でしたが、確か今は治療されたと聞いたような…)
こちらの方は若い頃に前歯を打たれたようですが
特にその後は痛みもなく、いつの間にかこのように変色されてきたと言われておられました。
ウォーキングブリーチで、完璧に元通りとは言えませんがかなり目立たなくなって満足頂いたので治療を終了しました。
治療手順としたら
外傷で気付かないうちに神経が死んでしまうと、まずは歯の根の中の治療をしないといけないので
根の治療をして、しっかり詰めた後にホワイトニング用の薬剤が根の方に行かないように、しっかり内部を封鎖します。
そして歯茎から上の歯の内部に薬剤を入れて封鎖する、それを何度か繰り返ししていくと
徐々に色が変わってきます(°_°)
薬剤は、歯科医院で薬剤を配合される場合もありますが
当院では、海外から専用の薬剤を輸入しています。
自分達で配合するのは、量が均一にならず不安定なので、強すぎた場合などはトラブルが出る場合もありますが
最初から専用薬剤で安定したものがあるのなら、そちらが確実で安全性も高いと考えております。
輸入なので、希望されてもすぐに入荷しなかったり、購入できないリスクもありますが
写真のように効果も実感しております(^^)
ただ、少し後戻りしたり変色してくる可能性もあるので注意も必要です。
また、神経のある歯と無い歯で若干の違いも出るので完璧な改善は難しいこともあるので
どうしてももっと色を合わせたい希望や、変色しないようにしたいと考えると補綴と言われる被せ物や薄いセラミックを貼るベニアと言われる方法など
歯の色をできるだけ変えた後に、他の治療方法を組み合わせることもあります。
歯の色でお困りの方や、気になる場合など
何かありましたらお気軽にご相談ください。
診査診断は必要ですが、皆さんに利点欠点を説明して治療方法をいくつかご相談した後に決定します。
他にも施術した方が何人もおられますが
写真の容量の関係でアップできないものもありますので
他の例などを見たい場合は院内で写真をお見せすることも可能です。
12月で慌ただしい季節ですし
いきなり寒くなってきたので
体調管理に気をつけて、残り少ない12月を乗り切りたいですね( ´ ▽ ` )
12月休診日・年末年始休みのお知らせ
12月休診日と年末年始休みのお知らせです(*^^*)
休診日 4日、7日、11日、14日、18日、21日、25日、30日、31日
28日(水)は通常通りの診療時間で診療いたします。
29日(木)は午前中のみ診療いたします。
年末年始のお休みは12月30日(金)から1月4日(水)までです。
年始は1月5日(木)から診療いたします。
よろしくお願いいたします。
詳しいご予約状況は当院までお問い合わせ下さい。
2022年11月29日 カテゴリ:未分類
セレック治療とは??
山口県宇部市の歯科医院「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。
土曜日は休診でご迷惑をおかけしました(・_・;
金曜日の診療後から移動して、広島での学会に参加してきました。
以前は2年に1度開催されていた、全国の支部からの代表者が症例報告を行う合同例会というもので
その発表を評価され順位が決まるという、一種の大会のようなものなのですが。
新型コロナのこともあって、4年ぶりの開催になりました。
自分が所属している支部の代表者はもちろんですが
勉強会や以前に参加したコースなどで知り合った先生方が各地の代表で発表者として参加されており
知っている方々の発表している姿を見れて、自分も頑張らねばと思わされました。
ただ、その大会のために仕事をやっているわけではないので
自分ができる治療をしっかりすること
患者さんが望むなら高いレベルの治療や審美的な治療を行うことができるように頑張っていきたいと思います。
今回は当院に導入したセレック治療について
この二つの機械ですが
片方は口腔内スキャナーと言われるものです。
被せ物などを作る際、印象と言われる粘土のようなもので型取りをしますが
その代わりにカメラで撮影をして型取りを行います。
このメリットは、型取りで嘔吐がつきやすい方、顎関節症などでしばらく口を開けたままになるのが辛い方など
そのような方にはカメラ撮影なので途中で休憩などをしながら型取りが可能で、時間も短くすみます。
また、型取り用の印象材や、模型を作成するためにその型取りしたものに石膏を流すのですが
材料と工程が多いためにそれらの変形が少しづつ積み重なって誤差が大きくなってしまいます。
それが口腔内スキャナーによる作成であれば、型取りに材料を使わずに済むのと
石膏による模型の作成なども必要がなくなるため誤差が少なくなるというデータもあります。
そして、もう1つの機械がミリングマシーンと言われる
カメラで読み取ったデータから、被せ物などを作製する機械になります。
この2つの機械が院内にあるとどうなるか??
最短で、当日にスキャナーで型取り、すぐにデータから被せ物の設計を行い
もう1つのミリングマシーンで削り出しを行える
そうすると、条件次第で「ワンデイトリートメント」と呼ばれる即日修復治療が可能となり
最短で当日に被せ物などを作って装着することが可能です。
(本数や治療方法などによりますが、休憩を挟みながら2時間程度でこれらの修復できます。)
虫歯などで歯を削った当日に被せ物が入るメリットとして
被せ物ができるまでの期間、削った部位を仮のフタなどで覆いますが
やはり歯が汚染されてしまったりします。
また、忙しい方などは時間短縮にもつながります。
ただ、この即日修復は現在のところ保険治療では不可能なので、あくまで自由診療(保険適応外)のみになります。
この方は銀歯が気になって外すことになりましたが
汚れがつきにくく、金属アレルギーなどの心配もなくて身体に優しいセラミックを希望されたので
金属を外して、内部の虫歯を除去した後に痛みが出にくいようにレジンという材料で削った歯の表面を保護し
スキャナーで型取り
ミリングマシーンでセラミックを削り出して装着しました。
色付けなどは希望されなかったため単色になっていますが
これに色をつけることも可能です。
審美的にこだわられる場合は技工所にお願いしないと難しい場合もあるので、通常通りに日数がかかりますが(^◇^;)
当院では少し前に国に申請を出して補助金の交付決定を受けてこの機械を導入しました。
導入後は検証や練習を繰り返し、問題なく患者さんに使用できるようにトレーニングし
また、セラミックは焼成と言われる焼く作業で硬さなどを増すことが可能ですが
その機械も導入して、セラミックの焼成や色付けなどにも対応できるようにしております。
このように当日は少し時間をいただきますが、身体に優しいセラミックが最短で即日修復が可能になるシステムを導入しておりますので
ご興味のある方は院長、スタッフにお気軽にご相談ください!!
骨が少ない場合
山口県宇部市の歯科医院「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。
新型コロナの感染者が増えて、いよいよ第8波との報道が増えてきましたね
特に制限もないままのようなので、感染者は増えていくのでしょうが
今後も感染した場合の濃厚接触者の制限などがあるのなら社会は回らないでしょうし
国がどうしていくのか気になりますが
しばらくは、自分たちでできる感染対策を続けていくしかないですね(・_・;
今回はインプラント治療で、骨が少なくてそのままではインプラントを埋入(骨内に入れること)ができない場合についてですが
上顎の奥歯では特に上顎洞(じょうがくどう)と呼ばれる、鼻の横にある空洞が問題になります。
歯がなくなると必ず骨が痩せてきますが
上顎洞という空洞は徐々に拡大してくることがあり、それによっても骨の高さが減ってしまいます
そういったことから、上顎の奥歯を失って期間が経っているとインプラントをしたくても難しい状態になってしまいます。
そうなると、歯科医院さんによってはインプラント治療ができませんと言われてしまうのですが。。。
インプラント治療をするためにその上顎洞内に骨を作るオペがあります。
上顎洞底挙上術(じょうがくどうていきょじょうじゅつ)、サイナスリフト、サイナスフロアエレベーション、ソケットリフトなどと呼ばれるオペですが
(沢山呼び名はありますが、基本的には一緒のことです)
オペは主に2種類で
インプラント治療する際に、インプラントを入れる小さな穴から粘膜を持ち上げて骨を作る、主にソケットリフトと呼ばれる方法
これはある程度骨があるけど少しだけ足りない場合などに推奨されており
小さな穴からやるオペなので侵襲は少ないですが、見えていないところを感覚でやるので非常に怖いオペになります。
上顎洞の粘膜は非常に薄いので破れやすいのですが、それを直接見えてない状態でやるので粘膜の状態に気付きにくく。
もし粘膜が破れてしまったら、別の手術に切り替えないといけなくなる事もあるので
このオペはもう1つの主にサイナスリフトと呼ばれる、直接見ながら粘膜を持ち上げるオペができる必要があると言われています。
(ただ、正直にいうとソケットリフトはするけどサイナスリフトはできないといわれる先生も多くおられます)
もう1つがサイナスリフトと呼ばれる方法で
ほとんど骨がなくて、高さも幅も大きく足りない場合はこちらのオペが選択されます。
インプラントを入れる穴ではなく、別の部位に骨に少しだけ大きめの穴を開けそこから直接粘膜を見ながら持ち上げるオペになります。
こちらは侵襲が大きいですが、直接粘膜を見ながらやるオペなので粘膜が破れた時にも気付くことが可能です。
上顎洞の粘膜は非常に薄く、経験のある口腔外科医でも粘膜が破れてしまうリスクが比較的高いとても繊細なオペになります。
(以前のブログで、生卵の殻の内側の薄皮で練習している写真を載せております)
以前はかなり大きな穴を開けているオペが多かったですが、最近は拡大鏡や歯科用顕微鏡の使用で
できるだけ侵襲を減らすために、以前よりは小さな穴からオペをするための器具なども増えており
当院でも、そういった器具を導入しております。
こちらがオペ後のレントゲン写真ですが
白く卵状?ドーム状?に見える部分が、粘膜を持ち上げて人工骨を入れた部分になります。
これで数ヶ月待って、固まるのを待ってインプラントを入れていきます。
ちなみに、こちらは当院でのオペではありませんが、依頼された出張先で自分自身でやったサイナスリフトの術後の写真になります^^;
ピエゾサージェリーと呼ばれる術後の負担の少ない機械を用いたオペをし(当院から持参していきました(^_^;))
いつも使用している8倍の高倍率の拡大鏡も持参で、できるだけ小さな穴から小さな器具を用いてのオペをしています。
小さな術野にしたのと慣れない出張先でのオペで、思ったより時間もかかってしまい患者さんに時間的な負担をかけてしまったのが反省点でしたが…。
無事にオペも終わって、大した出血もなく終えることができました。
できるだけ歯を残す治療を心がけている分、当院ではインプラント治療は少ないですし
このようなオペを回避できるなら短いインプラント(ショートインプラント)の使用などもしており
当院の院内でのサイナスリフトの施術は今まで全くないのですが(^◇^;)
出張先ではこのようなオペをしておりますので、もし上の奥歯でインプラント治療がしたかったのにできなかったなど
何かありましたらお気軽にご相談ください。
もちろんオペなので必ず成功するものでもなく、骨の状態などで当院(自分の技量)では困難だったり無理な場合もありますし
様々なリスクもあるので
精密検査後にそういったご説明をさせて頂いて、ご納得頂いた上での処置になることはご理解ください。
現在、当院では歯科衛生士さんを募集しております。
このようなアドバンス的な治療も時にはありますが
コミュニケーションと説明、基本的な治療を大事にした治療をしております。
設備面も高度な滅菌機械、口腔内スキャナーなどの新しい設備、スタッフの負担を減らせるような設備の導入を積極的にしておりますし
社会労務士さんと顧問契約をして、労働環境の設備や休みを取りやすい環境をできるだけ整えられるように日々努力しております。
勤務開始日も急募というわけではないので、ご都合に合わせて相談の上でも可能と考えておりますし
パートであれば当院の希望の日や時間などはありますが、ご希望の曜日などがあれば相談の上で決めていけたらかとも思っています。
見学からでも構いませんので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
セラミック治療
山口県宇部市の歯科医院「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。
今日は休診日でしたが、以前から依頼を受けていたため
出張オペに行ってきました。
詳しい出張オペの内容はまた別の機会にでも書きたいと思っていますが。
当院よりインプラントのオペが沢山ある医院でも、されていないようなオペの依頼を受けることがあります。
大学病院、総合病院で勤務をしていたので口腔外科を学んではいますが
口腔外科だけを専門で学びたいと思って打ち込んできた訳でもないので
神の手のような手術ができる訳でもなく、自分ができる範囲の外科手術しか対応はできないのですが…。
少しでも治療できる範囲を増やすべく、経験だけに頼らずセミナー参加等で努力をしております。
医療には絶対の成功はないので
自分の力を過信せず、それでも依頼されて受けた場合は精一杯できるだけのことをさせて頂くように心がけています。
年齢のせいか休みに出張オペも体力的にしんどい気もするので、いつまで可能かわかりませんが(^◇^;)
自分の技術や知識が誰かの役に立つなら、できる範囲でこれからも頑張っていきたいと思います。
今回はセラミック治療の前後です。
上の写真が術前の状態ですが
前歯の間にモノが詰まるので箸などで取っていたら前歯が開いてきてしまったそうです。
歯石なども沢山ついているので、歯石の除去など歯周病の治療が必要ですが
この見た目をどうしていくか
歯が動いてしまったということなので、元の位置に変えていくのは矯正治療が第一選択と考えます。
ただ、歯の大きさと空間の大きさから、元から歯と歯が空いていた可能性も高いので矯正治療だけで済むかは検討が必要です。
そのことを説明させて頂きましたが、残念ながら年齢的に矯正治療は受け入れて頂けず。
早くこの隙間を埋めて欲しいとの希望で、補綴治療と言われるセラミックの被せ物で対応しました。
こちらが被せた後の写真です。
なんとか工夫しながら神経を残して被せることができました^ ^
前歯が大きくなってしまいましたが、隙間がなくなって喜んで頂けました。
(治療中に仮歯で歯の大きさなどは確認しており、了承を頂いて最終的な治療をしております)
しばらく来院が途絶えてしまい心配しておりましたが
5年後に突然連絡があって来院された時の写真です。
前歯は欠けたりする事もなく、しっかり維持されており一安心しました(^^)
本来なら矯正治療を組み合わせることができたら、詰め物やベニアと言われる歯の表面にセラミックを貼り付けるだけでよかったかもしれず
大きく歯を削る必要もなかったかもしれませんし
もしかしたら矯正治療だけで隙間が埋まれば歯を削る必要すらなかったかもしれません。
理想的な治療ではありませんが、5年経っても問題なく維持されているので間違った治療ではなかったと考えております。
特に神経を残すことができているのが長く持つ秘訣なので、この治療を行う際に自分なりにこだわった部分であったので
来院されてない期間が長くても維持できていることは本当に嬉しかったです( ^ω^ )
(ただ、来院されてない期間で歯周病の悪化や奥歯の欠けなど問題は多数ありましたが(・・;))
事前にこのような説明をさせて頂いて、治療方法を選択して頂いておりますが
歯科医師が理想と思う治療でも、費用や期間の問題などもあって患者さんがそれを選択されるかはわかりません。
当院ではこういったことを事前に考え、ご予算などの事も考えながら治療プランを複数考えて説明させて頂きます。
(資料を取らせて頂かないと治療プランの検討ができないこともあるので、多少の期間が必要になります。)
その際にメリット、デメリットや将来的な予測などもお伝えして
最終的に患者さんに考えて頂いてご自身で選択をして頂くようにしています。
もちろんわからない点は説明させて頂きますが、医療はお試しができないため(一度削った歯は元に戻せません)
正直、いくつか選択肢を説明してもどうして良いかわからないと言われることも多いですが
治療期間や予算、将来的にどうしていきたいかなどを一緒に考えて納得された治療方法を選択して頂きたいと思っています。
商品紹介
こんにちは、歯科沖田オフィス、衛生士スタッフです。
今回は当院で販売しているフロスの紹介をします。
こちら→フロアフロスです。
384本の繊維からできていて、一回通すだけでプラークをごっそり絡めとってくれます。
繊維が優しいので歯茎に傷をつけにくく、毎日の歯のお掃除に最適です!
当院では、メンテナンスで来院していただいた方などに使用しています。
販売は、45メートルと250メートルの2タイプを提供しており、
小さい方は持ち運びとしても便利です。
興味のある方は、是非スタッフまでお声がけ下さい。
2022年11月1日 カテゴリ:未分類
根管治療(こんかんちりょう)、感染根管治療(かんせんこんかんちりょう)について
山口県宇部市の歯科医院「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。
寒い日と思えば、気温が上がる日もあって
洋服選びにも悩む日が多いですが
秋晴れの日は気持ち良いですね( ^ω^ )
これから冬に向かって寒くなってくるので、体調管理にはお気をつけください。
今回は根管治療について
歯の中には歯髄(しずい)と呼ばれる神経や血管などが存在します。
虫歯で歯に穴が開いてくると、刺激が神経に伝わりやすくなって痛みを感じるようになります。
虫歯が大きくなって痛みが強くなってきたり、歯髄の方まで感染があると抜髄(ばつずい)と言われる、神経をとる処置を行うことがあります。
当院では、歯髄を保存することを第一に考えるので、抜髄処置を行うことはかなり稀ではありますが。
抜髄処置の時は感染の少ない状態なので、ここで根管治療をしっかりしておくことが大切です。
で、今回は不幸にも抜髄処置後に被せ物の隙間などから感染をして根の先に炎症を起こしている状態の
感染根管治療と言う治療についての治療前後の写真です。
写真の大きな白い頭の部分は金属の被せ物が入っています。
その歯の中に白い細い線のように見えるのが、根の中に詰めてある材料です。
で、もっと下の根の先にいくと周りが黒く丸くなっている部分が見えると思いますが
その黒い部分が、感染して炎症を起こしているところになります。
炎症といっても、この方は痛みもなくたまたま撮影したレントゲンでこの病変が見つかりました。
被せ物をしていても隙間ができてくると、内部に細菌が進入してきます。
それが根の先まで行くと、痛みもなく気づかないうちにこのように炎症が広がって根の先の骨がいたんでしまいます。
なぜ痛みがないか?ですが、これは神経がないので歯の痛みを感じることができないためです。
こうして徐々に炎症で骨が溶けてしまい、歯ではなく根の周りの炎症で腫れたりすると痛みが出てきますが
痛みや腫れが出てくるまではレントゲンやCTを撮ったりしない限りは骨の中の状態はなかなか気付けません。
治療は被せ物を外して、できるだけ感染を防ぎながら根の中に詰めてある古い材料を出来る限り除去します。
(古い材料に細菌が住みついてしまい、逆に感染源になっています)
しっかり感染した部分を除去して、きれいになったら中を洗浄したり消毒をして細菌を減らして最後はしっかり中を詰めていきます。
今の技術や機材、お薬では根の中の細菌を完全になくすことはできませんが
出来るだけ数を減らして活動できないようにし、綺麗にした内部を埋めて土台や被せ物で細菌の進入経路をしっかり塞ぐことによって
炎症が取れてきて身体がいたんだ部分を治してくれます。
我々歯科医ができることは、身体が治せる状況を出来るだけ作ってあげるだけで、あとは皆さんの治癒力に頼ることしかできません。
実際、以前根の中の治療をした後にこのように感染を起こして治癒する確率は低いと言われています。
この治癒する確率を少しでもあげるため、我々歯科医はできることをやるのですが。
必要に応じてCTで病変の位置や大きさ、根の中の神経が入っていた空間の形を把握
歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)などを使用して、10〜20倍に拡大して裸眼では見えない歯の中を見てしっかりきれいにする
特殊な機材やお薬などで、感染した部分を除去したり細菌を減らす
などをしていきます。
保険診療では、奥歯で根の中を埋める際に歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)の使用項目がありますが
一番大切な歯の中をきれいにする治療項目には歯科用顕微鏡の使用は残念ながらまだありません…。
日本の保険診療での根管治療は海外に比べると10分の1程度とされ、時間や材料に限界があったりします。
当院では保険診療でも出来るだけ歯科用顕微鏡を使用してできる限りの治療をしていますが
保険では一回の時間は限られるのと、中には高価な材料もあって保険診療では赤字になって使用できないものも多々あります。
ただ、
この写真のように、保険診療内でもできることをしっかりすると根の先にあった黒い部分が消えて、良好に治癒してきます。
当院では保険内での根管治療はもちろん、希望される方向けに自由診療(保険外診療)での根管治療も行っております。
もしご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。
もちろん、保険診療で費用が安いと言っても、当院では根管治療時はできる限り歯科用顕微鏡(歯科用マイクロスコープ)を使用して
(歯科用顕微鏡が使えない時も、当院では常時8〜10倍の拡大鏡を使用して診療にあたっております)
良心に恥じない治療をモットーに、できる範囲のことは全力で診療をしておりますのでご安心ください。
(自由診療(保険外診療)の根管治療の際は、必ず歯科用顕微鏡を使用と長めの時間設定、その歯にあった適切な器具や材料の選択、感染対策などをよりしっかりするなどの違いがあります)
根の治療は見えないですし、痛みも出にくいのでわかりにくいですが
歯を残すためにはとても大切な治療になります。
ただ、一番は神経を取らないことなので
まずは虫歯を予防して、不幸にも虫歯ができてしまったら神経を守る治療を行うことが大切です!!
当院では、現在スタッフを募集しております。
顧問社会労務士さんがおり、労働環境などを整えて何かあれば社会労務士さんに相談しやすいようにしていたり
社会保険にも加入しております。
募集要件や条件面なども変わることがあるので、最新の状態はハローワーク等でチェック頂くことが可能です。
(ハローワーク以外のサイト等では、条件が変わっていても反映が遅いことがあります。)
見学からでも大丈夫ですので
もしご興味のある方はお気軽にお問い合わせください!
11月休診日のお知らせ
11月休診日のお知らせです(*^^*)
休診日 3日、6日、9日、13日、16日、20日、23日、26日、27日、30日
3日(木)が祝日でお休みのため、2日(水)は診療いたします。
26日(土)は院長学会出席の為お休みです。よろしくお願いいたします。
詳しいご予約状況は当院までお問い合わせ下さい。
2022年10月25日 カテゴリ:未分類
new制服!
こんにちは!久々のスタッフ川﨑です☺️
少し経ってしまいましたが、10月から制服が新しく変わりました🤗
患者様にも、何人かに替わったねと気付いて声をかけて頂きました♪
最近テレビでもやっていたのですが、コロナ禍でマスク着用が当たり前になり、リモートなどの在宅ワークが増えたりと顎関節症で歯科に受診されている方が増えているそうです!
私自身も最近噛み合わせが変わったからか、マスクをしている時間が増えたことや、顎でマスクをずらしたり顎に負担がかかっていたのか、顎関節症になり当院の先生に診てもらいました!
寝ている間に歯ぎしりや食いしばりなどもしており、痛み止めを処方してもらいました。
今は痛み止めを飲まず落ち着いたのですが、ひどくなるようならマウスピースを作っていくようになるそうです。
ストレスや、普段の癖などでも、顎や歯に負担をかけていることもあるので、
口が開けづらいや、顎が痛い、顎がカクカクなるなどの症状があれば、一度ご相談してみて下さい😀
最近は急に寒くなったり、日中はまだ暑かったり、
体調も崩しやすいので皆様もお気をつけ下さい☺️