お盆休み
山口県宇部市の歯科医院、「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。
お盆休みはいかがお過ごしだったでしょうか??
当院は14日(日)〜本日17日(水)までお休みとさせて頂きました。
18日(木)から診療開始します。
予約の方も多数おられますが、何かお困りごとがありましたらご相談ください。
ただ、当院は予約制なので、できる範囲での対応となることをご理解頂けますと幸いです。
もしかしたらこの休み中に出張オペが入るかもしれないというのがあり
直前まで予定をなかなか立てられず…
特に何もできない休みになりましたが(・_・;
車の点検に行ったり
(お盆で店員さんも少なめ、お客さんも少なめで飲み物を頂きながらゆっくり読書ができました笑)
お墓参りに行きました。
お墓参りも久しぶりでというか、車で高速を使っての遠出自体も久しぶりでした。
そのせいか、意外に運転疲れが^^;
北海道時代は、移動距離の間隔がおかしい感じで
1時間くらいの運転は普通で当たり前と言った感じでしたが
最近は家と医院との往復、行って新山口駅くらいのものなので
たまには少し長い距離を運転したりも必要かもしれないと思いました(^◇^;)
それ以外はお盆休みほとんど室内で過ごしていました。
山口県は新型コロナの感染者が過去最高を更新したりと心配な状況なので
予定が立てられず、車の点検とお墓参り以外に何処かに行くこともなかったのはある意味良かったのかもしれません(笑)
家では溜まった本を読んだり
動画で、新しい設備のセレックについて勉強したり
あっという間に休みが終わった感じですが
少しゆっくりできたので、18日からの診療を頑張っていきたいと思います。
ちなみに、セレックというシステムは口腔内スキャナーと呼ばれるカメラで口の中を撮影し
そこからコンピューター上で被せ物などの設計を行い
そのデータを送って、院内で被せ物を作るシステム(データを院外に送って院外で作製することもできます)です。
虫歯などで歯を削った場合、一番汚染がないのが削った直後です。
そこから被せ物ができるまで仮蓋をしたりして数日経過すると、内部に汚れが入ったり細菌が侵入したりします。
ということは、削ってせっかく綺麗にしたところが汚染されてしまうということです。
なので、再度しっかり綺麗にするために被せ物を外したら音波ブラシなどで綺麗にしたり
薬品で綺麗にしたりして、歯に被せ物がつきやすいにようにするのですが
一番歯にとって良いのは削った当日に被せ物などを入れてしまうことです。
それが可能になるのが院内で行うセレックというシステムになります。
ただ、保険診療では口腔内スキャナーの使用制限などもあってまだ当日に被せ物を入れることが難しいですが
いつか保険診療に入ってくる可能性もあります。
保険診療でも、世界的に当たり前のことやメーカーさんが頑張って作っている良いシステムなどがどんどん入ってくるようになって欲しいですが
こればかりは国の方で決めてしまう話なので、自分達にはどうしようもないですが
できるようになった場合に備えたり
保険外診療でセラミックでの治療を希望をされる方には今でもできることなので
しっかり対応できるように機械に慣れたいと思います。
文章だけではわかりにくいと思うので
気になる方はご相談いただけたらと思いますし
セレックについてまた詳しく写真などを入れてブログで説明したいと思います^^;
2022年8月17日 カテゴリ:院長
こそ練
宇部市の歯科医院、「歯科・沖田オフィス」の院長の沖田です。
宇部市も連日の暑さ、新型コロナの感染者の増加と大変な感じですね。
心配な話が多い中、お盆休みで帰省やご旅行などに行かれる方も多いかと思います。
暑さ対策、感染対策をして楽しまれてください!!
帰省といえば、当院の患者さんでも就職や進学で市外に出たり、県外に行かれた方も多いのですが
帰省で戻ってこられた時に当院に来てくださる方も多く
元気で頑張っている姿を見たり、成長して大人になった姿を見たり
近況を聞かせてもらえることに
親戚のおじさん的な気分?で、本当に嬉しいです。
自分も医院も年をとったと感じる瞬間でもありますが、県外に行っても当院のことを忘れずにまた来てもらえることに感謝です( ; ; )
また元気な姿を見せてもらえるように、健康に気をつけて頑張って欲しいですし
当院も地域医療に貢献し、皆さんが戻ってこられた時に来てもらえる医院として長く存在できるよう頑張っていきたいと思います。
タイトルのコソ練ですが
この写真は…卵です(^◇^;)
サイナスリフトや上顎洞底挙上術と呼ばれたりする手術があるのですが
上顎のインプラントをする際に骨の高さがない場合、上顎洞と言われる鼻の横にある空洞に骨を作るための手術をすることがあります。
その上顎洞という部位にある粘膜は非常に薄く、とても破れやすいです。
すごく経験のある口腔外科医でも破る可能性が高いようなオペなので、とても難しいオペの1つなのですが。
それで練習に使うのが生卵になります。
生卵の殻に穴を開けて、内部の薄い皮?を破らないように慎重に剥がしていく
このような練習をします。
もちろん、練習後は卵料理に使うので
卵を使う料理の前にしかできない練習でもありますね(笑)
これを何度もやって、感覚を掴んでいきます。
意外に地味な練習ですが
家でもできるオペの練習なので、オペがありそうな前にやったりしています。
正直言って、鼻の横の空洞に穴を開けて骨を作るなんて説明したら怖いと思われて怖がられることが多いオペなので
当院ではほとんどやることもないオペですが(・_・;
他院からの依頼で出張オペを頼まれる場合があるので、たまに器具を持って帰って練習をしたりしています。
最近は新型コロナで出張オペも少なかったので、久しぶりの練習になりましたが
感覚は鈍ってなかったようで一安心(^^)
ちなみに何個か練習したので、卵を食べすぎたかもしれません(笑)
このような練習なども含めて、今後も地道に努力して治療結果を出せるように頑張っていきたいと思います。
当院のお盆の診療に関してですが
12日(金)13日(土)が通常診療
14日(日)〜17日(水)までが休診日となります。
通常のお盆休みと少しずれた日程になっているのでご注意ください!
何か症状がありそうな時は休み前の12、13日にご連絡ください!
また、休診中に何かありましたら18日以降にご連絡ください!!
ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い致しますm(_ _)m
歯科絡みの話??
山口県宇部市の歯科医院、「歯科・沖田オフィス」の沖田です。
連日暑いですね(゚o゚;;
秋が来るのが待ち遠しいですが
夏にしかできないことも沢山あるので
個人的には暑い日はカキ氷なんかでも食べてのんびり過ごせるのも良いかなと思っています( ^ω^ )
でも、エアコンなしだと汗しか出てきませんね(^◇^;)
涼しくして、熱中症や脱水に気をつけてください!!
暑い日が続いていますが、新型コロナの方の感染者もまだまだ多く
宇部でも増えております。
宇部だけで昨年の東京(300人越えでニュース報道があったような…)や、少し前の県内の総数くらいになりましたね…
手洗いにうがい、何かを触った手で粘膜を触らないなど感染対策に気をつけてお過ごしください。
当院の患者さんでも体調不良、濃厚接触者、感染されたなど色々とお聞きしますし。
決して遠くの話でなく、身近なことで珍しい話ではなくなってきているのを感じます。
今回は歯科の話では無いのですが
一応、歯科絡み??
今日は縁あって歯科医師グループのGReeeeNさんのライブに行ってきました( ^ω^ )
コロナ前にも知り合いからお誘い頂いたりで2回ほど行かせてもらったことがありますが
沢山のファンが集まっているのを見ると、同じ歯医者でも活躍度が全く違います(^◇^;)
沢山の方々を歌で元気づけ、何かしらの力を与えているのは凄い思いますし。
やっぱり盛り上げ上手で、楽しい時間を過ごさせて頂くとその才能の凄さを感じます。
自分にはそのような才能は無いので、地道に歯科医として患者さんのお力になれるように努力するだけですが
同じ歯科医師としてこれからも応援したいと思っています♪( ´▽`)
ちなみに遊んでばかりでなく
午前中から昼過ぎまでウェブで勉強をしておりました^^;
いくつか掛け持ちで申し込んでしまっていたので
インプラントの勉強、歯科技工の勉強、矯正診断から考える治療計画などなど
だいぶ頭を使ったので、ある意味ライブが気分転換になりました( ´ ▽ ` )
今週は11日が祝日なので、10日の水曜日が診療日となります。
8月8日〜10日、12日、13日が診療
11日、14日〜17日がお盆休みで休診となりますのでご注意ください。
何かあればお盆休み前、早めにご相談ください!!
またお休み中に何かあれば18日にご連絡ください!!
そして、以前ご紹介した設備ですが
まだ色々と試したり、研修をしたりしているところです。
被せ物などの作製や、インプラントの計画やシミュレーション、マウスピース矯正などなど
用途は様々あるので、皆さんの治療に役立てられるようにしたいと思っていますので。
今しばらくお待ちください(^^;)
2022年8月7日 カテゴリ:院長
水分補給について
宇部市の歯科医院、「歯科・沖田オフィス」院長の沖田です。
早いもので7月も終わってしまいました。
いよいよ夏本番というか、全国では例年以上の気温を記録しています。
一方で東日本では豪雨などで心配な状況のようですし。
気候問題も本当に心配な感じですが…
日中は暑さをしのぎながら、水分補給をしっかりして熱中症や脱水に気をつけて夏を乗り切りましょう!
新型コロナも物凄い勢いで感染者の増加が(・_・;
山口県もいよいよ2000人突破で、宇部市でも300人を越えたようですし
感染が当たり前の状況になってきている感じがします。
ただ、重症化すると命に関わるので、できる感染対策をして感染を防ぐこと
基礎疾患のある方は何かおかしいと思ったら検査や受診をするなどして対応していくしかないと思いますが。
本当に早く落ち着いて欲しいですね。
暑さの中で熱中症や脱水対策で水分補給をされる方も多いと思いますが
緊急時は吸収の良い、飲む点滴と言われたりするOS1やスポーツドリンクなどが良いと思いますが
普通の水分補給であれば、糖分の含まないものをオススメします。
なぜか??
写真は子供のお口の中ですが
歯との境目の歯茎が少し赤くなり腫れているのもあり、歯ブラシがあまりできていないのがわかりますが
白く濁っているような部分が何箇所もあるのがわかると思います。
これは初期の虫歯になります(゚o゚;;
糖類は人にとって栄養ですが、口の中の虫歯菌にとっても栄養になります。
この糖分を虫歯菌が食べて酸を出します。その酸で歯が溶けて穴が空くといわゆる虫歯ですが
その穴が空く前に歯の表面が少し溶けた状態を脱灰(だっかい)と言います。
その脱灰が進むと穴が空いて虫歯になりますが、表面が溶けても食事や唾液の中のミネラル分を補充して元に戻す再石灰化(さいせっかいか)
という現象のおかげで虫歯にならずに済んでいるのですが。
歯磨きで汚れが取れていなくて、歯垢やプラークと呼ばれる汚れがついている部分は脱灰が進んでいきこのような白い状態になってきます。
なので汚れの取り残しが良くないのですが。
それとは別に
スポーツドリンクなどには大量の糖分が入っていますが、飲み物自体が酸性の物も多いです。
虫歯が酸を出して歯を溶かすと言いましたが、飲み物自体が酸性ということは??
そうです、酸性なだけで歯を溶かしやすいのにさらに糖分まで入っているということで
もっと虫歯になってしまいます(・・;)
この場合は磨きにくい場所だけでなく、写真のように磨きやすい前歯の全面含めて歯全体の脱灰が進んで白くなっている部分が増えていきます。
これがもっと進行すると、茶色くなったり黒くなってわかりやすい虫歯になりますが
この白く濁った状態は初期の虫歯で要注意な状態ということを知ってください!!
なので、定期的に摂取する水分はできるだけ糖類のないものにして頂き、必要な時にだけ糖類入りのスポーツドリンクを飲んでいただく方が良いです。
文字だとわかりにくい話ですが
スポーツドリンクは決して体に良い物ではないので、気をつけて摂取して頂けたらと思います!
身体と歯にも気をつけながら水分補給をして頂いて
暑い夏を乗り切りましょう!!
2022年8月3日 カテゴリ:院長
7月後半
宇部市の歯科医院、歯科・沖田オフィス院長の沖田です。
毎日暑い日が続きますね(^◇^;)
ニュースを見ていたら、明日は福岡の方では体温越えの38度の予想が(°_°)
山口はそこまでの気温ではないようですが
暑さ対策をして、熱中症や脱水などに気をつけてお過ごしください。
新型コロナの感染者も一気に増えてきました。
宇部市でも感染者が多いですし
体調が悪い時などは無理せずにお電話ください!
予約の日を変更したり、体調が回復してまたご予約を取ることも可能です。
ただ、変更やキャンセルのお電話はできるだけ早めに頂けると有難いです。
当院は予約制で、予約というのは医院と患者さんの約束だと考えております。
一般的なお仕事の約束と一緒で、約束をした時間にしっかりした治療を行えるように考えております。
そのため、詰めた予約は避けたり、同じ時間に治療が重ならないようにしています。
(一般的な歯科医院では診療台を行き来しながら治療をして1時間に4人診療と言われていたりしますが、当院ではそのような治療はしていません)
その時間は1人の患者さんのためだけに時間をやや長めにお取りして、準備をしておりますので
キャンセルをされると時間が空いてしまい医院側も困ってしまいます(・_・;
様々な理由があるかと思いますが、当日キャンセルを繰り返されたり無断キャンセルを何度もされる場合は
一般的な仕事でもそうだと思いますが、約束を守れない相手先との仕事を続けるかどうかという判断になるかと思います。
予約(約束)が守れない場合は、しっかりした治療を行うこともできないですし責任も負うことができないので
予約をお取りすることが難しくなることもあります。
様々な理由があるかと思いますし、急なことで仕方ない理由もあるのはわかっておりますので
そういった場合もできるだけ予約の変更などの連絡は早めに頂けますと幸いですm(_ _)m
また、こちらも無断キャンセルの場合は何かあったのか心配していますので、どうしても連絡できない場合は後日でもご連絡を頂けると安心できますので有難いです。
先日、当院に長く勤めてくれていたスタッフの最後の出勤になりました。
残っていた有給休暇を消化中で、当院に席はまだありますが
当院で働いてもらったのは最後に…
午後の受付をメインに5年半以上勤務してくれました。
勤務中にお子さんを2人出産され、その度に医院に復帰されて当院を助けてくれました。
今後も患者さんとして当院に来てくれると言ってくれていたので、完全なお別れではないと思いますが
長年勤務してくれたことに感謝すると共に、長年当たり前にいてくれた存在が居なくなり寂しさを感じます( ; ; )
スタッフが減って会計や案内などが遅れたりするかもしれませんが
できるだけない影響が出ないようにスタッフみんなで頑張ってまいりますので
ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
2022年7月27日 カテゴリ:院長
隔壁について
山口県宇部市の歯科医院、歯科・沖田オフィス院長の沖田です。
連休はいかがお過ごしでしたか?
新型コロナの感染者が一気に増えて、山口県も1日あたりで過去最高を更新
今後どうなっていくのか心配ですが
行動制限はないようですし、手洗いやうがい、密を避けた行動など自分達でできる感染対策をしていくしかないですね
そして、大雨の予報が
警報や避難指示なども出たようなので
この後、深夜から明日にかけて災害に気をつけるしかないですね(~_~;)
タイトルの隔壁(かくへき)ですが
神経のない歯で被せ物を外して根っこの治療からやり直す時や、被せ物と歯との間から虫歯ができてしまっていて虫歯を除去したり
前の治療で金属の土台などが入っていて外したら歯がほとんど残ってない時、
神経がある歯でも虫歯が大き過ぎて、歯茎の下まで虫歯が進んでしまった場合など
そういった時に詰め物で壁を作る作業をします。それを隔壁と言います。
なぜ隔壁をするのか??
お口の中にはものすごく沢山の細菌が存在します。
歯茎から出てくる水分や唾液などが入ってくると、それと一緒に細菌が入ってきてしまいます。
そうすると、いくら根っこの中の治療をしても細菌がどんどん侵入してくるのでいくら治療をしても治りません(-。-;
また、薬を入れて蓋をしても、歯が残ってなければ蓋が外れてすぐに細菌が入ってきてしまいます。
あと、歯があまり残ってなかったり、薄いと食事中に食べ物が当たってしまうと歯が割れてしまうこともあります(・_・;
そういったことを改善するのに、歯茎の上に歯が残ってなければ壁を作って
水分と一緒に細菌が入ってこないように、壁を作って蓋が外れにくいように、壁の高さで蓋の厚みを出せるようにして細菌が入ってこないように
歯の補強をして割れにくいように(割れたら抜歯になる可能性が高くなります…)
そういったことのために大切な作業です。
では実際の隔壁とは??
被せ物、金属の土台、虫歯を全て除去したところですが
一部は歯茎の下まで及んでいたので、歯茎を抑えるのに緑色の糸(圧排糸)を入れています。
歯が薄すぎて緑の糸が透けて見えてしまっていますが(゚o゚;;
ちなみにピンク色っぽい点みたいなのは、神経をとった後にその空間を埋めているゴムになります。
わかりにくいですが…
白い詰め物で薄かった部分を補強しながら、細菌を入りにくくするために盛り上げて全周に壁を作っています(^ ^)
この次の処置から神経をとった後の空間を埋めているゴムを外していきます。
(隙間から細菌が侵入していたら、このゴムでは防げないので細菌が増えてしまって根っこの先が感染してきている可能性が高いです)
実際、ここまで歯が薄くなっていると割れる可能性もあるため抜歯を考える先生もおられるかと思いますが
抜歯はいつでも可能ですし、患者さんにご説明してまずは保存を希望されたのでこの歯は保存治療をしました。
根っこの治療をしても被せ物をくっつける歯が少ないため、色々と処置しないと被せ物が安定しにくいですが
それはまた別の機会でご説明します^^;
当院では、必要があればこのような隔壁の作成を全ての歯に行なっています。
(保険診療だからしない、自由診療だからやる、とかは全くなく保険診療でも必要なら毎回やっております。)
(当院で根っこの再治療をされた方はご存知かもしれませんが、写真を撮る余裕がない時は言葉や鏡での説明になってしまうのでわかりにくいかもしれません(・_・;)
このような隔壁の作成をするかは各医院さんや先生の判断ですが
見えない細菌相手なので、当院では保険診療でも必要と思う処置はできるだけ行うようにしております。
もちろん、自由診療でしかできない処置や材料もあるので、理想通りの治療を全て保険内で行うことは難しいですが…。
根っこの治療をずっとしていたけど痛くて治らないと相談され、うちでしっかり虫歯を除去して隔壁を作成して治療をしたら痛みが治まることもありました。
当院では。根っこの治療をするのに「被せ物を外して虫歯を除去したら歯があまり残っていなかったので補強をしました」というご説明をよくしますが
このようなことをお口の中でしております。
なかなかわかりにくいお話だと思いますが、少しでもみなさんに伝われば良いと思いますし
もっと詳しく聞きたいと思われた場合はご相談ください( ^ω^ )
月曜日が祝日だったので、今週は水曜日が診療日になります。
今週はスタッフのお休みなども多く、ご迷惑をお掛けしますが
何卒よろしくお願い致しますm(_ _)m
銀歯の下は??
宇部市の歯科医院、歯科・沖田オフィスの院長沖田です。
宇部市内も梅雨に戻ったような、天気の悪い日が続くようですね
東日本では大雨で被害も出ているようですし
災害対策に気をつけたいですね
そして新型コロナウィルス
また感染者が急増してきているようです(−_−;)
4回目のワクチン接種、感染者が減って落ち着いていたせいなのか医療従事者には特に案内もなく
感染者が増えてきて、また医療従事者に4回目を検討とニュースで報道がありました。
それって、減っていたらワクチンの話はせず、増えたら急にワクチン接種を勧めるってことなのか…
減っている時に対策を立てるなり、ワクチン接種はいつ、何回くらいまでするとか方針を決めておいて伝えるなり
場当たり的な対応に感じるようなことは不信感を生むのでやめて欲しい気もします(^_^;)
ただ、我が身を振り返ると自分もできていないことは多々あるので
できるだけ不信感を産まないよう、事前に方針を考えて説明をしたり、限られた時間の中でお伝えできるようにしないといけないと感じます。
今回は銀歯の下について
インスタグラムの方でも少し紹介したのですが、こちらのブログではもう少し詳しく書けたらと思います(^ ^)
銀歯は腐食したりして隙間が空くと虫歯になったりしやすいというのはお聞きしたことがある方もいるかと思いますが。
意外とヒビが入っていることも多いです。
これは金属自体が硬くて壊れにくいので負担が歯にかかる
金属をつけている材料が歯と一体化しにくいものが多いので力が歯に伝わりやすい
金属は熱で膨らんだり縮んだりしやすい材料で熱での変化が歯より大きいので、膨らんで歯を押したり、縮んで歯との間に隙間ができたりしやすい
などなど様々なことが言われています。
だったらなぜこの材料を使うのか??それは保険診療では材料が決められていることが大きいのですが
以前は少し大きな虫歯の場合や力がかかりやすく詰め物では割れやすい場合は、この決められた金属を加工して用いる治療が主でした(・_・;
(自由診療(保険外診療や自費診療)だと保険治療の制限がなくなり材料が自由になるのでゴールドやセラミックなど腐食しにくい材料を用いたりすることが多いです)
なので、日本ではこの金属を入れる治療が一般的でお口の中に入っていることが多いです。
(実は腐食して溶けた金属は金属アレルギーの原因にもなり、この金属の成分の一部には海外では妊婦さんなどに使用を禁止されているものもあったりします。)
ある方のお口の中を確認していると、入っている金属が一部壊れていたので
ご説明をして治療をすることになりました
左:赤矢印が金属、青矢印が欠けた部分です
真ん中:赤矢印の部位に黒い線のようなものがありますが、それが歯に入ったヒビです
右:赤矢印部分、金属が欠けた部分の虫歯を除去するとここにも小さなヒビがありました
金属の下で歯が真横に割れてきている状態でした
では、この歯に痛みがあったのか?それはありませんでした(*_*)
ヒビが入って、歯が染みるや食事中に咬んで痛むなどがあればわかりやすいのですが
そういった症状がなくひび割れが進行していっている状態で、もし気づかずにそのままだったら歯が完全に割れてしまう可能性もあります。
完全に割れてしまえば、保存ができなくなって抜歯になってしまいます(゚o゚;;
この歯は完全に割れてはいなかったので、この写真をお見せして説明し、治療方針を相談してこのまま保存することにしました。
ヒビの部分を綺麗にして、レジンという材料で補修し、ひび割れが進んで行かないように被せ物で覆って保存しました。
金属の入っている歯で、染みる症状や咬んで痛む症状がある方や
以前金属の治療をされた方で何か気になる場合などは
歯科医院に相談してください!!
ただし、裸眼では小さなヒビは見えにくいので、普段から高倍率の拡大鏡やルーペを使用されていたり
歯科用の顕微鏡(マイクロスコープ)を利用されている歯科医院がおすすめです。
ちなみに、今回の写真は全て当院の歯科用顕微鏡で撮影しています
(顕微鏡は撮影時にピントが合いにくいので少しぼやけて見えてしまっていますが、使用時はもっと綺麗に見えています^^;)
当院では保険診療でもできるだけ金属を使用しない治療を心がけています。
保険診療では決められた手順と材料を用いるので、限界はあるのですが…。
あと、今年の4月から保険診療でも一部で金属以外の材料で白くてそこそこの強度のあるプラスチックのような材料を用いることができるようになりました。
自由診療で用いる材料に比べて課題は多いですが、保険診療の材料にも選択肢が増えたことは患者さんにも朗報かと思います。
ただ、この材料も使用に様々な制約もあるので、詳しいことを知りたい方はお気軽にご相談ください!
大雨
宇部市の歯科医院、歯科・沖田オフィス院長の沖田です。
台風は思ったほどの被害もなく、梅雨明けでこれからカラッと暑くなるのかと思ったら
先日はものすごい大雨でしたね(・_・;
雷もすごいし、夜中にスマホに警報も入って起こされたり
世界的な異常気象もありますし、今後はこういった雨が増えてくるのでしょうか…
災害に気をつけながら夏を乗り切りたいですね
新型コロナもまた感染者が徐々に増えてきています
以前ほどニュースではやらなくなっていますが
また身近で感染などの話も増えてくるかもしれないので、感染に気をつけて過ごしたいですね。
選挙のニュースに、まさかの事件まで
本当に悲しい事件も多く…言葉にならないです。
平和で安全な生活を過ごせるようになって欲しいですね。
最近、いきなり暑くなってきたせいか
体力や免疫力が少し落ちてしまうのか
歯茎の腫れや痛みでお電話を頂くことがあります。
歯周病は、細菌が歯茎の下に入ってくると体の防御機構である免疫細胞などが戦ってくれますが
その時に起こる炎症のために歯と歯茎がくっついている付着という状態が剥がされて骨に炎症が生じて歯周病が発症、悪化していきます。
(少し簡易的な表現にしています。詳しい話をお聞きになりたい場合はご相談ください)
溶けた骨や失った付着のせいで、いわゆる歯周ポケットが深くなっていきます。
その深い歯周ポケットには食べかすやプラークなどの汚れが入って歯周病菌が増えやすくなってしまいますが
細菌が増えたり急に騒いだり、免疫力が落ちてしまって抑えが効かなくなると急に歯茎が腫れたり痛みが出ることがあります。
それを防ぐには、普段の歯ブラシの当て方が大切で、歯周ポケットの手前の歯と歯茎の境目のプラークを除去することが重要です。
歯茎の下は歯ブラシでは難しいので歯科医院で専用の機材や器具などを使ってプラークや歯石などを除去する必要があります。
それでも治らない場合や、膿がよく出る時はもっと踏み込んだ治療が必要になり
麻酔をしてさらに深い汚れや歯石を取ったり、歯茎を切って綺麗にする歯周外科と呼ばれる治療が必要になることもありますが
まずは口腔内の細菌を減らして行くことが重要なので、しっかり歯と歯茎の境目を狙って歯ブラシを上手く当てて毎日の歯磨きをして頂くことが大切です。
また、歯と歯の間は歯ブラシが入りにくいので、フロスや歯間ブラシなどを上手く使ってプラークを落として頂くのも効果的です。
歯科医院で清掃をしてできるだけ細菌を減らし、細菌を減らした状態を維持するために普段の歯磨きをしっかりして頂く
どうしても完璧に磨くことは難しいのでまた徐々に細菌が増えてきますが、それを歯医者さんでまた減らす
そうやって定期的にお口のメインテナンスをしていくと歯周病の数が抑えられて悪化しにくくなり
歯周病で歯を失うリスクは減ってきます。
お口の健康は全身の健康につながることはわかっているので
上手く歯医者さんを利用してしっかりケアをしていきましょう!!
2022年7月10日 カテゴリ:院長
7月
宇部市の歯科医院、歯科・沖田オフィスの院長、沖田です。
今年も半分が終わって、後半戦ですね(^^;;
先日の台風、心配でしたが
宇部市内は風も思ったほどではなく、雨はすごい時間もありましたが
大きな被害もなかったようで一安心でした。
台風が去って湿度が高く益々暑くなりそうですし
脱水、熱中症に気をつけてお過ごしください!!
新型コロナも感染者が急に増えてきています。
暑い中でできることも限られてきますが、無理ない感じで感染対策に気をつけていきたいですね。
時々お口の中で相談を受けるのが
口の中に出来物が??という相談です。
特にテレビなどで口腔がんなどの話題が出た後などに多いのですが
普段、お口の中を見ることがなく
テレビで注意喚起されて、たまたま鏡で見たら何かある??
で心配されて歯医者さんに来られる方もおられます。
鏡で見て、自分の口の中にこういった巨大なものがあるとびっくりしますよね!(◎_◎;)
ちなみにこちらは口蓋隆起(こうがいりゅうき)と言われる骨がゆっくり大きくなったもので
特に病気ではありません( ^ω^ )
(ちなみに、下顎の骨が大きくなるものを下顎隆起(かがくりゅうき)といい、前歯と大きな奥歯の間の小臼歯と言う歯のあたりの舌側の骨が大きくなることが多いです)
食いしばりなどの癖があったり、噛む力がすごく強い方など
骨に力が加わるとその力に反応してゆっくり骨が大きくなったりしてきます。
本当にゆっくり大きくなるので、違和感もなく大きくなってしまい
ずっと口の中に存在していても、たまたま鏡などで見ないと気付かれない方も多いです。
これは病気ではないので特に問題がなければ除去する必要はないのですが
入れ歯を作る時に邪魔になったり(食いしばりや歯軋り、噛む力が強い方はその力に歯が耐えきれなくなって割れてしまったりする方もおられます)
歯の治療で型取りをするのに、トレーと言われる型取りの道具が入らなかったり
そういった治療を行うのに邪魔をしてしまう場合は除去したり
骨が大きくなりすぎて舌の置き場がなくなって舌が後ろに下がってしまい、気道を狭くして睡眠時無呼吸などになりやすい方なども除去することがあります。
除去が必要な場合、私自身が大学病院や総合病院の口腔外科勤務の経験もありますので
できるだけ自院で除去をおこなっております。
ただし、大きさによっては除去が難しくなったり、血管や神経などが近い場合、複数の隆起を同時に除去するのに全身麻酔での除去希望など
当院で対応が難しいと思った場合は、大学病院などに紹介させて頂くこともあります^^;
病気ではないといっても
ご自分では判断がつきにくい場合もありますし
口蓋隆起や下顎隆起と思って、違う病気だったりすることもありますので。
お口の中を見て何か出来物のようなモノがあって心配な場合は、お近くの歯医者さんでも良いのでご相談ください。
6月も終わり
早いもので6月も終わりに近付いてきて
2022年も半分が終わろうとしています。
宇部市は梅雨と言われても、夏のような暑い日があったり
全国的には体温かそれ以上の気温という話も出てきていますし
今年の夏はどうなってしまうのか…
不安定な天候や災害など、読めない危険もありますが
暑さには、エアコンの活用や水分補給などでなんとか対応していきたいですね。
前回お伝えしたセレックに続き
国の補助金で当院に半導体レーザーも導入しました(°_°)
医療用のレーザーにはいくつか種類があります。
強さや適応などもレーザーの種類によって様々あって、かなり大型な機械もありますが
今回当院で採用したのはコンパクトで持ち運びもしやすい半導体レーザー
費用もレーザーの中では一番安いタイプで置き場にも困らなくてすみます。
レーザーの種類によってできないこともありますが
価格とできることのバランスが良く、しかも信頼の日本製(笑)
以前、デモ品をお借りして色々と試させてもらいましたが
使い勝手が良かったのも導入の決め手になりました。
当院には電気メスもあって、一部の使用方法は被ることもありますが
レーザーの用途は、粘膜治療、歯周ポケットの殺菌や根の治療などなど用途は多彩で
電気メスよりレーザーの方が侵襲も少なくすむので
うまく使い分けながら、皆さんへの治療に活かしていきたいと思っています。
今年は身の周りで辛い話や悲しい話が多いです。
色々と考えさせられることも多く
もう若くもないし、自分の健康にもより気を使っていかないといけないなとも感じています。
タバコは吸ったことがないですし、お酒もほとんど飲まないので大丈夫かなと思っていますが
(開業してから余程のことがない限り仕事がある日の前日はお酒を飲まないと決めているので、ほとんど飲む日がありません笑)
健康診断や、昨年自分自身でもやった唾液によるがんリスク検査など
そういったものを利用しながら、普段の生活に気をつけて健康に過ごしたいと思います。
もうすぐ2022年も後半戦
残り半年をうまく過ごして
良い一年だったと思えるようにしたいですね。